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#10 賃貸借契約を結ぶ

私が家を購入する時から貸して欲しいと打診してきていた外国籍(フィリピン🇵🇭)の人に家を貸す事になった。

最初は4.5万で借りたいと言っていたが、利回りが低いので断った。

私は7.5万で募集をかけていた。すると、リフォームはいらないから、6.5万で借りたいと打診してきた。

契約日に不動産屋に現れなかったので一旦話は流れたが、やっぱり借りたかったのか「今度はちゃんと行くから契約したい!」という事になった。

私はヨセフ(リフォーム業者のおっさん)おすすめの4c’s(フォーシーズ)という家賃保証会社を使いたかったので、申込・審査の日に不動産屋へ行った。

不動産屋は基本的に自分達で紹介出来る保証会社がある。有名なのは日本セーフティーだ。

不動産屋にお任せすると審査の通りやすい日本セーフティになりがちだと思う。

保証会社は一緒のように見えて、ちょっとずつ保証内容が違う。

フォーシーズは家賃滞納があっても2年間は家賃の保証がある。また、孤独死にも対応できる。

不動産屋が紹介出来る保証会社にフォーシーズが無かったので、私がやるならいいという事で店舗に行った。

フィリピン人は40代の女性だった。高校生の娘(ゴリゴリの日本人顔&日本名)と、中学生の息子(ゴリゴリのフィリピン顔だが日本名)も一緒だった。

息子の方はずっとスマホでゲーム、娘が日本語ペラペラなので通訳しながら保証会社の審査用紙に勤務先や収入などを記載した。

初期費用の見積もり書を見せると、
「これではダメでーす、ダンナさん家賃5万までと言ってマース。」という。

う〜〜〜ん、ひらめいた💡

家賃5万+管理共益費1.5万で旦那さんの審査はパスした。簡単な数字のマジックである🎩

他にも初期費用は20万までしか払えないと言うので、敷•礼を0•0にし、退去時に5万のクリーニング費用を請求する事で収まった。

そのくせ、入居は3/1からすればより初期費用を圧縮できるが早く入りたいようだ。何を考えているのかよくわからない。

今、借りてる戸建てがあるが、その家はそのまま借りてウチはセカンドハウスとして借りるらしい。

「ダンナさん寝れるところアリマセーン。今の家は狭いデース。」との事だった。

不動産屋は最初「親戚の人と住むと言ってました。」との事だったが、外国人だから意思疎通が上手く出来ないのかな?と思った。

とりあえず申し込み書を見ると、一家全員の名前が記載してあった。

審査は無事に通り、3/1から入居する事になった。

最後に家の掃除をし、キッチンに入居者プレゼントのキッチンラックを置いておいた。

トイレに行くと、トイレの配管の根本のあたりからじわじわと水が漏れ出しているのに気付いた!

ヤバイよヤバイよ😨

急いでヨセフに連絡すると「きっと根本のパッキンが悪くなってる。ホームセンターで180円ぐらいでパッキン買えるよ。モンキーレンチがあれば交換できるよ!あと、明日だったら行けるよ!」と言われる。

明日だなんて、そんな悠長な事は言ってられない!

「事件は現場で起こってるんだ!トイレの水漏れ封鎖出来ません!!」

急いでスマホで駆けつけられる業者を探してパッキンの交換をしてもらう。

もう電気も解約してしまったのでスマホで明かりをとりつつ作業してもらった。ついでにウォッシュレット(壊れている)の分岐線を外してもらいスッキリとした。

工賃は4400円だった。

Amazonでピンクのトイレ便座を購入し、翌々日くらいに自分で取り付けた。

今までウォッシュレット機能は壊れていたが便座を温める機能は残っていた便座が普通の便座になった。

座るとめちゃくちゃ冷たいので、ピンクのフワフワの便座カバーを購入して置いておいた。

不動産屋に再び赴き、契約書にサインをして鍵を渡し、賃貸借契約が完了した。

不動産屋の担当者が「契約者が3/1に鍵を取りに来れないと言うので、絶対に家に入らないという条件で前日に鍵をお渡しします。」と言った。

そんな鶴の恩返しみたいなことを言ったら、入る気がなかった人でも入りたくなると思うが、了承した。

あとは長く住んでくれる事を祈るだけだ🤞

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