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ポータブルプレイヤーと7インチ①

2017年初頭、急にスイッチが入り、マイブームが7インチ集めになってしまったが、世の中の流れに影響されたのかどうかは半々といったところ、そもそも自分が音楽を聴き始めたのはレコードの時代だったが、80年代後半にレコードからCDに切り替わる時に人並みに切り替わった人間で、アナログレコードに対する未練も全然なかったといえば嘘になるが、結果的に新譜はCDでしか買わなくなり、90年代以降のDJ文化の流れでアナログを見直すこともなく(DJではなくトラック作り専門だったので)、レコードに対する特別な愛着があるわけではない、そんなこんなで20年以上経過、CDからダウンロード、ストリーミングと移りゆく中、Spotifyを登録してしまったら、ついにデータいらず、単に聴くのみとなり、ここまできてようやくモノが欲しくなり、かといってCDには飽きててアナログを見直したというのが大筋なのだが、2017年からDJをやらせてもらってる機会があり(「FROZEN ELECTRONIC WAVE」というイベント)、その影響も半分、最初はCDやMacBookでDJやるつもりで実際そうしてたのだが、それはそれで以前もやってたことなので新鮮味がなく、だったら逆に今までやってなかったアナログを廻そうと、但し今更12インチを扱うのはちょっとというのがありまして、ならば12インチとCDの間の大きさということで7インチというものがあったと気付き、アナログは扱いたいけど12インチでは大き過ぎるし、CDでDJやるのも(昔やってたこともあり)新鮮味がない、ということでの7インチになったのだが、リスナーとしては子供の頃からアルバム派だったので、7インチというモノに愛着がなかった(YMOのシングルでさえアルバム曲とダブっているので全部持ってなかった)、その何十年も愛着がなかった7インチに廻り廻って行き着いてしまった(そうして集めだした7インチはインスタ参照☞ https://www.instagram.com/riowarai/ )、そういう状況と世間のアナログレコードブーム、さらにはDJ高齢化による7インチブーム(軽い、老眼のため溝を読まなくてすむ等)が合致してしまってる昨今なのである

初出:2017年3月8日Instagram

(レコードを集めだしたのと同時に購入した写真のポータブルプレイヤーは約3年半使用後、故障もあって、2020年12月現在ダイレクトドライブのDJ用ターンテーブルに買い替え)


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