おふえん観てきた 作品に対して感想になってない日記

いつぶり小劇場観劇
小劇場で芝居をしていながら、いやしているからこそ、久しぶりで
気になる公演は本当に沢山ある中で、予約につながるトリガーは些細なもの
気付くとタイムラインにいつも流れている、土橋銘菓さんを拝見したい、と

前置きが長くなったがおふえんを観てきた

スタジオ空洞を出て、制服コスチュームで客引きするガールズバーの女性たちを横目に見、頭はぐるぐる回転していた
身に迫る喜び 蓄積される恨み 蔓延る憎悪と執着 工事現場横で立ちすくむ少女を振り返り、そんなつもりじゃなかったのに そんなつもりじゃなかったのに、まんまと振り返っていた
笑った、嫌だなぁと思った 好きだ、嫌いだ こんな演劇が、こんな小劇場が 夜の池袋の街から逃げるように、昼に見てたらきっと違う気持ちだったんだろうけど、熱気が体内に渦巻く

それらを言葉にするのは、あんまりにも自分に対して残酷だ

「考えさせられた」という感想を酷く好まないので、「ケッ舐めた真似しやがって お前の受けた衝撃と知見と微細な感情の動きを、お前に潜むその自我を自分の言葉で表す根性もないのか?何のために感想を書いたんだ???」みたいな過激派が心にこんにちはするけど、言葉狩りをしようとも思わないしスタンスの違いなのでただただ思うだけなんだけど(自分の公演の感想に書いてくれている人がいると素直に「ありがとう....ありがとう.....来てくれただけでも嬉しいのに感想まで書いてくれてありがとう......」となるのであくまで観劇者側目線の過激派)

面白かった、面白くて、自我が飛び出した、
あえて言うしかない、「考えさせられた」。

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