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戦争を考える 077 報道統制?

この日本で、信じられない悲劇的な事件が起きた。極めて残念でならないが、併せて、意図的な報道規制が行われたのか、やはり参議院選挙直前とあって、元海上自衛官とか、宗教団体との関連とか、限定的で、憶測を呼ばせるような報道姿勢に終始していた。現政権に不利になるような情報は、ほとんど抑えられていたと云ってもいいだろう。実に、姑息で恣意的である。これが、現在の日本の報道機関の実態なのである。記者クラブは、談合そのものであり、まさに抜本的な改革が必要であろう。そして選挙後になって、以前から霊感商法の悪名高い旧統一教会の記者会見が行われ、一斉に、報道を始めた。何たることだろう。公正中立など、単なるお題目に過ぎないのが、あらためて分かったではないか。こういう報道機関に囲まれて生きているのが、我々なのであるということを、よくよく認識しておかねばならない。

韓国渡りのこの宗教は、韓国の国益に沿ったものでもあり、これまで多くの日本人が餌食にされてきたが、長年、日本の政治家、特に自民党議員との繋がりが深いので、大問題であるにも関わらず、やはり報道が抑制的であった印象が強い。あたかも、自民党は日本の自虐史観を払拭するようなポーズ?をとっていたが、実は、自虐史観を教育の中に浸透させていた張本人であった疑いが、今回で、白日の下に晒されたと云っても過言ではない。誠に情けない限りだ。かつて、日本を取り戻す、というスローガンを掲げていたが、その底の浅さは如何ともしがたいものと言わざるを得ない。

韓国は、日本への恨みを何とか晴らしたいと願い続けており、すでに思想戦で負けている可能性がある。韓国、北朝鮮は、日本を支配したい、日本の上に立ちたいと虎視眈々狙っているというのに、誠に自民党議員、野党議員、報道機関、そして多くの日本人は脳天気に生きているものだ。実際の戦争が始まる前に、思想戦で敗北していたら、もはやいくら防衛費を増やしても、空しい努力でしかないと云うのに。いずれにせよ、今後の報道姿勢については、よくよく目を凝らして見ていかねば、多くの日本人は、いいように洗脳され続けていくに違いない。報道機関に騙されないためにも、報道統制に気づくためにも、良書を読み続けていこうではないか。

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