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第12話 炎天下見どころ満載北方ツアー 【サンクリ/メキシコ🇲🇽】

「ブー、ブー、ブー」(携帯)

「何してるんだ!君はいまどこにいるんだ!」

この電話で起きた。
時刻は3:50。ツアー開始は3:30。
不在着信が3件、メッセージも来ていた。

「やらかした...。」

ツアー会社はやたらに時間を守る。
どうやら、待っていてくれたようだ。
ガイドに少し怒られ、なんとかバスに乗車。
まさか、海外に来て「遅刻」で怒られるとは思いもしなかった。
もちろん昨日から着替えてもないし、ツアーの準備もしてない。カバンも、そこら辺に出かける用のやつのみで、中にはお金とモバイルバッテリーとイヤホンのみ。
コンタクトもそのまま。
つまり、コンディションは最悪という訳だ。
とはいえ、昨日楽しかったなぁ、。

今回のツアー内容は以下の通り。
(アグアアズール⇒アスール⇒パレンケ)

ほぼオールでバスに乗る。目的地まで6時間くらいあったはずなのに、全く覚えていない。
おそらく、大きな口をあけてバスの中で寝ていた事だろう。

乗車約4時間後、
最初のポイントの朝メシコーナーに着いた。
どうやら100ペソかかるらしい。いや高すぎるやろ!
ツアー料金と別に、1000円も払えるわけない。ということで、朝飯は抜き。
待っている間にドイツ人のカップルと少し話をした。どうやら、彼らも朝飯はナシにしたらしい。今回のツアーは、そのドイツ人カップル以外、全員メキシコ人で、身内っぽい。
しかも、ガイドもみんなスペイン語しかできない。ドイツ人カップルが少しスペイン語が分かるらしく、英語で翻訳してもらうことに。

まじで、ここまで写真が無さすぎて載せるもんがない笑

そして、最初の観光スポット、アグアアズールに着いた。
着いた瞬間、腹痛に襲われた。いつもお酒を沢山飲んだ次の日の朝はだいたい腹痛。(別に酒なんか飲まんくても、こっちでは毎日腹痛やけど笑)
降りた瞬間、お花を摘みに行った。だいぶ遅れを取ってしまった。もちろん周りには誰もおらず、1人で観光することに。(元々、ツアーと言っても、ガイドが案内してくれる訳では無く、ただのドライバー要員。)

「ちょっと朝早すぎて、太陽の位置が微妙。」
「とはいえ綺麗よ。」

うん、綺麗やけど、普通にコンディション悪すぎる...。1人で歩き進めると、なんかみんなが居ない。どこかで追い抜かしたのか。

すると、ターザンみたいな男が話しかけてきた。

「木にペプシ引っ掛けて、網代わりにして虫を捕まえる」

どうやら、案内してくれるらしい。
最初はみんな、奥の方に居るのかなと思い、ついて行ってみた。色々ガイドしてくれながら、奥の方に着いた。いや誰もおらんやないかい。
まじで人気のないところに来たところで、ちょっと怖くなったので戻ろう、と言ったら、すんなり受け入れてくれた。

まぁ、たまにはこんな未知の世界について行くのも面白い。
帰り道では、天然の樹の蜜の紹介など色々してくれた。たぶん、他の人は誰も見てないような所まで見せてくれた。

「これでターザンするらしい」
「天然の木の蜜」

そう、こいつは、
「ただの良い奴だった」のだ。
まぁ、おそらくチップが目当てやろうけど、シンプルに案内してくれた笑

その後、川に入ってクールダウン。
コンディション最悪やったから、最高に気持ちよかった。

そしてこちらが1番お気に入りのショット。

「冒険感満載の吊り橋最高!!!思い描いてた様にユラユラで、The 吊り橋!」

そんなこんなで、次の目的地、「ミソル=ア」に向かった。案の定、爆睡^^

「Misol-Ha」
「裏の洞窟」

元々インスタで見ていた写真よりは、かなり水の量が少なかった。まぁ、普通に写真を撮った。

「一人旅同志」

1人で来ていたドイツ人の子とも仲良くなったりして、ブラブラと観光。
そして、またもや、昼食は別料金。
観光地で高い料金設定をしてそうな店しか無かったので、ポテチと炭酸を買って店の前で食べることにした。この日初の食事。

「今日1日分のエネルギー」

まさかこの時は、今日の食事がこれだけになるとは思いもしなかった...。
ちなみに、今日はめちゃくちゃ暑く、日焼け止めを塗っていなかったために、超焼けた。
黒くなりたいからいいんやけども。

そして、最後のスポット「パレンケ」。
これは、先輩が絶賛していたため割と楽しみにしていた。
到着すると、どうやからガイドを頼む流れになった。スペイン語ガイドやと50ペソ(500円)、英語ガイドやとなんと200ペソ(2000円)。マジでアホすぎるやろこのツアー。
ドイツ人カップルと話し合って、2人は仕方なくスペイン語ガイドを頼むことに。
最初のツアー料金以外払うつもりは無かったので、ガイド拒否し、1人で回ることに。
なんなんやマジで!!ツアーやねんから入れといてくれよ!と、思ったが、まぁ海外のツアーなんてこんなもん。と思えば何ともない。

なんなら、コンディション悪いし1人で自分のペースで回りたい。
そんなモチベーションだったのだが、中に入ると、とんでもなく暑い。写真だけ撮ってすぐに日陰に入った。ゆっくり見てられないぐらい暑かった。せっかく先輩オススメの遺跡やったのに、全然ちゃんと見れんかったの悔しすぎる!!!

とはいえ、ちゃんと全部回った。
自然の中の遺跡は大迫力で、もっと長く見たかったなぁァァァ。ガイドを頼んでいれば、ジャングルの方にも行けたみたいで、少し後悔。

「暑すぎる、、、」
「ここの上がとんでもなく暑かった。」
「迫力はある!もっとちゃんと見ればよかったあ」

もう、とにかく日陰で休みたくて、2時間与えられていた時間の1時間で終わらせた。
耐えられないぐらい暑くてしんどかった。
先にバスに戻っていようと思ったら、バスがいない。このツアーはとことん最悪や。
どうやら、バスは別のところに移動して何かしていたらしい。

そしてここで、私のパンツに別れを捧げることとなった。
どういうことかと言うと、先程の「アグア・アスール」で、水に浸かった。
その際、着替えもないのに、パンツごと水に入ってしまった。
そのパンツを、パレンケに着いた時に、ツアーのバスのハシゴが付いているところに干していたのだ。
帰ってくるとバスは移動していた。
元の位置に戻ってきてくれて、バスの後方をチェックすると、私の相棒は居なくなっていた。
まぁ、そりゃそうか。
ユニクロのエアリズムパンツ。
乾きやすいし、軽いし、重宝していたのに、、、。
いいパンツ売ってるかなぁ。

そんなこんなで、バスに乗り、帰り道も6時間くらい揺られ、サンクリの街に着いた。
時刻は夜22:00。
もちろん、飯を作る元気など無いので、屋台のホットドックを食べた。これが忘れられないくらい美味かった。本日1食目。(ポテチをカウントすれば2食目^^)

そして、今回参加した「ハラペーニョ」という会社のツアーだが、めっちゃ途中でお金払わされる。ご飯代とか、ガイド代とか。オススメしません!!!

ということで、1日休み、次は「スミデロ峡谷」。いやー楽しみです!
おやすみなさーい。

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