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写真でみる東京五輪で厚底シューズを禁止した方がいい理由

東京オリンピックでナイキの厚底シューズの利用が禁止されるかもしれない。そんなニュースが朝から飛び交った。

この厚底シューズはカーボンファイバー製のプレートが埋め込まれた反発力の高さが特徴で、男子マラソンの世界記録保持者であるケニアのエリウド・キプチョゲ選手や日本記録保持者の大迫傑選手など国内外のトップ選手に好まれ、高記録を連発している陸王もびっくりの最先端シューズだ。

大迫選手はこの件について、こんなツイートをしている。

現役の選手目線で見たド正論の発言だ。間違いない。

だけど僕はもっともっと間違いない事実を発見してしまった。

これを見て欲しい。

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ただのシューズではない。

僕が中学時代に支給された体育館シューズでもない。(多分ほぼ同様のモデルだとは思うけど。)

こうすれば分かってもらえるはずだ。

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なんと、2004年のアテネオリンピックで野口みずき選手が優勝した際に実際に履いていたランニニングシューズだ。ただの上履きじゃない。

シドニー五輪優勝の高橋尚子もバルセロナ、アトランタでメダルを獲得した有森裕子もみんなこの靴だ。

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データを持ち出して議論する必要はない。

写真を並べるだけで一目瞭然だ。

どう考えても機能性が同じだとは思えない。

「記録は抜かれる為にある」とは言うものの、往年の名ランナーからしたら、ありゃ反則だろの気持ちもよく分かる。

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「レース後、共に戦ったシューズにキスをする野口」

健気すぎるほど健気だ。上履きのようなシューズだからこそ成立しうる美談じゃなかろうか。

機能性が高すぎるシューズでこれをやってもやらしさが出ないか。

共感してもらえるか。それがポイントのような気がしている。

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