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”コロナ禍での留学を決意した理由 〜 コロナ留学を検討中の方々へ〜 "

おはようございます🌤皆さんいかがお過ごしですか。日本にも緊急事態宣言が再度出されることが決まったようで、まだまだ落ち着かない日々が続きますね…そんなことを思いながら私は今、お洗濯が終わるのを待っているところです。寮生は、寮にあるランドリーが使えるのですが、一回お洗濯をするのに3ドルもかかるんです…なんで無料にしてくれないんだぁといつも不満に思いながら生活している日々🙃そして、日本から大切に持ってきたお気に入りの柔軟剤入りボールドが、もうすぐなくなってしまうので、誰か私のもとに送ってくれないかな…と。笑

さて、余談が長くなりましたが、本日は、”コロナ禍での留学を決意した理由” について、私がそもそも留学に行こうと思った動機なども交えてお話できたらと思います。

伝えたいことが多過ぎてうまくまとめることができず、4日間くらい書いては消してを繰り返してこれでもなんとか頑張ってまとめた方なので、どうか飽きずに読んでいただけたら嬉しいです🥺

突然ですが、皆さんには、 ”私には、僕には、昔、こんな夢があってそれをちゃんと叶えることができました!!" と胸を張って言えることがありますか?私は、小さい頃から、いろんなことに夢をみがちな、いわゆるロマンチストな性格でした…笑 ケーキ屋さんになりたい、サッカー選手になりたい、足が速くなりたい、お金持ちになりたい、ディズニーランドに住みたい、世界を一周してみたい、料理が上手になりたい、白馬の王子様と結婚したい、素敵なお嫁さんになりたい、、、などなど、ほんの些細なことから、実現が難しいとわかりきった大きなことまで、どれだけたくさんのことを夢みて、毎晩、布団に入ったことでしょう…笑 

でも考えてみてください。夢をみることって実はとっても簡単なことじゃありませんか?私たちは無限に夢をみることができます。だからこそあれこれ考えずに自分の頭の中だけで勝手に最高なシチュエーションを創り上げてしまう。しかし、ふと我にかえって考えた時、実際に実現できるものはいくつあるでしょうか…?きっと指で数えられるくらいしかないのが現実ですよね。それぞれが違った困難に突き当たり、夢を追うことを途中で諦めようとしてしまう。私も間違いなくその一人でした。

”留学をして英語を話せるようになって、たくさんの外国人とコミュニケーションをとりたい!” この夢を持ち始めたのは、高校2年生の頃。兄がイタリアに留学していたため、彼のもとを訪ねようと家族でイタリアにいった時のことでした。英語もまだ流暢には話せず、さらには、現地の共通言語であるイタリア語もままならないままに旅立った兄の姿をみていた私は、成長した彼と再会した時、とても衝撃を受けたことを今でも覚えています。楽しそうに現地の人とコミュニケーションを取る姿、慣れない地でもしっかりと地に足をつけて一歩一歩成長し続ける姿、その一つ一つに私は心を突き動かされ、また、当時の自分との実力の差に、兄にも関わらず敗北感すらをも感じてしまったのを覚えています。自分の今まで見ていた世界はなんて小さなものだったんだ、世界にはまだまだ自分の知らないことがたくさんある、それをもっともっと自分の目で確かめて経験し、自分自身を成長させていく糧にしていきたい、そう強く思いました。

そこから、大学に入学し、留学に必要なためのスコアを取るために何度も学内で行われるテストを受け、やっとの思いでスコアを獲得し、準備を進めていました。あとは出発まで元気に過ごすのみ!と意気込んでいたその時、突然、世界にあのニュースが流れ始めました。新型コロナウィルスの蔓延です。カナダも最後の最後まで留学生に対する入国規制は厳しくなかったのですが、出発10日前になり、事態は急変し、突然の入国拒否。私は、ただ呆然と携帯の画面から流れてくる情報を眺めることしかできませんでした。それから、事態が落ち着くまでは入国ができないということがわかり、私は厳しい選択をしなければならなくなってしまいました。①このまま留学をすることを諦めるか、②カナダ滞在期間は短くなってしまうが状況が落ち着くまでは日本でカナダのオンライン授業を受け、状況次第で入国をするか、③留学時期を少し遅らせて通常通りのプランで留学をするか、です。もちろんできることなら③の留学時期を遅らせてでも、私は自分の経験のために、通常通り長期間留学を希望したいのが本心でした。しかし、私はもうすでに大学3年生。もし留学時期を遅らせてしまえば、就職活動に間に合うように帰国することはできず、卒業が1年遅れてしまうという形になってしまいます。また、みんなと一緒に卒業したい、就職が1年遅れてしまうとなると私の場合は休学扱いにはならないので、新卒1年目という肩書きがなくなってしまい、少し就職に不利になってしまう、など引っかかる部分が多く、結果的に、その自分との葛藤に打ち勝つことができずに留学期間を遅らせるという選択ができませんでした。そして結局、②のコロナが落ち着くまでは日本でオンライン授業を受け、状況が落ち着いたら渡航をするという選択をしました。ここに1つ、私は今となって、とっても後悔をしています。それは、長期留学をするために留学時期を遅らせる選択をできなかったということ。人生は全部自分で決めるもの、周りの目、状況などに囚われずに自分の一番やりたいことを一番に優先して行動するべきだった、と。まだ、留学を考え始めたばかりの方、留学する期間の長さ、留学する時期に迷っている方々…私はその人たちに声を大にして言いたいです。自分の置かれている状況などは考えず、長期留学をすることを選んでください。人生は一度きりです。自分のやりたいことを諦めてあなたの人生が色づくわけがありません。時期なんて関係ないです。やりたい時にやりたいことをする。自分は自分、周りは周りです。周りと少し違うことをしている自分に恥をかかないでください。そういう人の方が何倍もかっこいい。だから、行動する勇気を忘れないでいてください。どうか皆さんに私と同じ後悔をしてほしくない、そんな一心で少し偉そうなことを言ってしまっています…やはり、こちらに来てから感じるのは、時間が過ぎるのは一瞬であるということ。限られた時間の中でどれだけのパフォーマンスができるか、ということが大切だと思いますが、それにしても、もっともっと長い期間ここにいれば自分はいろんなことを経験できて自分を成長させることができたはず、ということを常に感じられるほど、海外での生活というのは日々様々な学びがあり、1日1日がとても短く感じます。だからこそ、留学期間に悩んでいる方に私は絶対に長期間留学をおすすめしたいです。

話が少し戻ってしまいますが、次に、なぜ私はコロナ禍でも留学するということ自体は諦めなかったのか、ということについてです。それは、正直なところ、コロナがここまで世界を狂わせると思っていなかったからです。状況はすぐに改善し、自分もすぐに渡航できる日が来るだろう、大学に通ってちゃんとした授業を受けられて素敵な留学ライフを過ごせるだろう、と甘く見ていたからです。しかし、現実はそう甘くはありませんでした。状況はよくなるばかりか悪化していき、一時期、落ち着いたころに私は急いで渡航をしましたが、その時期を逃していたら私はきっとオンライン留学という形で、日本でカナダの授業を受けて私の留学生活が終わってしまっていた可能性だってあったかもしれません。コロナが流行っている状況の中での渡航というのは、正直、たくさんの人に反対をされました。親はもちろんのこと、大学の教授たちとも何度も面談をさせられ、厳しいお言葉をいくつもいただきました。コロナに対しての意識が低過ぎる、なぜ今じゃないといけないのか、自分がコロナにかかってしまっても一人でちゃんと対処できるのか、外務省からなぜこの時期に渡航しているのかと電話がかかってくる場合だってある、など、受けた言葉はすべて、この状況下なら誰もが思うようなことでした。しかし、そんな中でも私は自分の意思を曲げなかった。親ともしっかりと話し合い、大学の教授たちとも面談を重ね、自分の留学に対する思いを打ち明けました。そんな中でも強く自分の思いを持ち続けられたのは、時期をずらすことを諦めてしまったということの悔しさもあったのだと思います。自分には時間が限られている、自分ができることの最大のことをしたい、そう強く思ったからだと思います。

自分がこの状況下で渡航することを決めた時は、現地に行けば、なにか少しでも日常に変化が生まれるはず、日本でオンラインの授業を受けている時とはちょっと違った日々を過ごせるはず、と考えていました。しかし、これもまた、現実はそう簡単にはうまくいかないもの。カナダの大学はオンライン授業が続き、街も今はほとんどがロックダウン状態で、退屈な日々が続いています。自分でなんとか充実させようと、すこし遠くへ散歩をしてみたり、空いているお店にいってみたりなどしていますが、きっと今まで通りのカナダを味わうことは難しいのかな、と感じています。ここで、2つめに皆さんにお伝えしたいこと、それは、コロナが落ち着くまでは日本でできることをして、しっかりと状況が安定してから留学をスタートさせるべきだ、ということです。正直言います。コロナ留学(大学がオンライン授業で大学に直接通えない留学)は留学の意味がないです。これは、留学をさせてもらっている身としては絶対に言ってはならないことだと思いますし、親もこのブログをみているため、こういうことは大変書きずらいですが、それでも皆さんに伝えたいです。ほとんどの人の語学留学の大きな目的の一つが、英語をスキルとして身につけたいということだと思います。そのために、必要なものはListening、Speaking、Writing、Reading、この4つが主ですよね。しかし、WritingやReadingは日本にいてもできます。残りの2つも日本にいてできないことはありませんが、やはりネイティブの英語を日常的に直接、体で感じたりすることは海外でしかできないことですし、これを体現するためには、やはり人との直接的なコミュニケーションが必要不可欠です。しかし、世の中は今や、マスクをし、ソーシャルディスタンスを保ち、極力、会話は控えなければならない。日常的な人々の集まりですら、まともにできない状況です。こんな状況でただただ家にいてどうやってコミュニケーションスキルをあげられるでしょうか…これでは現地にきている意味がないと思いませんか?少なくとも私はそう思います。現地にきた意味は、たくさんの人とコミュニケーションをとりたいから、たくさん話してたくさんいろんなことを吸収したいから、ただただ淡々と、カナダの時間を家で過ごしたいからではありません。現地に行けているだけでいいことだよ、とプラスに考えられる人もいるかもしれませんが、私は本当に、まだ留学を検討中の方達には、もう少しだけ時期を待つべきだ、と強く言いたいです。オンライン留学の質が悪いなどそういうことをいっているのではありません。でも、状況は自分達が思っているよりもマイナスに働くことがほとんどです。最悪のケースを想像して行動していたほうが、あとあと後悔することは絶対に防げると思います。どうか、急がず、留学の目的というものを今一度考え直し、自分にとって最善の時期を選んでみてください。

さて、長くなってしまいましたが、ここまで、大きく分けて2つのことを私のメッセージとして書かせていただきました。あくまでもこれは、私自身の意見です。皆さんにもそれぞれの考え方というものがあると思います。私の文章を読んで引っかかるところがあった方もいるかもしれません。でも何よりも、人生においてそう簡単には経験できない”留学”というものを、自分の納得いく形で実現させてほしい、ということを伝えたいです。私の後悔やそこからの教訓が少しでも皆さんの判断の手助けになれれば幸いです。そして留学を検討している方たちの、留学ライフが少しでも実のあるものになりますように、心から願っております。

今回も自分の話ばかりになってしまい、申し訳ないです。近々、お友達が面白いものを提案してくれたので、そちらの話題にも挑戦していけたらいいなと思ってます❤︎ 他にも何かやってほしいトピックなどありましたらアドバイスいただけたら嬉しいです😄

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!

次回は、

”カナダのアジアンスーパーマーケット”〜カナダにいても和食が食べれるよ♡〜

についてお届けします!お楽しみに♩


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