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ケンブリッジの結果が出た。

 こんにちは。rioです。今日は先日受けたケンブリッジ英検の結果が出たので、ここでお話ししようと思います。

 私が受けたのは、ケンブリッジ英検と呼ばれるもので、ヨーロッパで主流の資格である。日本ではケンブリッジはあまり有名じゃなくて、TOEICが有名だけど、世界的に見るとケンブリッジの方が有名。

 ケンブリッジには複数レベルがあって、その中でも私が受けたのは5段階中の3段階目。ちょうど真ん中のレベルで1番受験者が多いとされるFCEと言うものだ。

 まずケンブリッジはTOEICと違い、4つも技能全てを試される。スピーキングやライティングテストもあるので、より高度なコミュニケーション能力が身に付くと思って、私はこの検定の受験を決めた。  

 バイトと勉強の両立は思ったよりもきつかった。前に書いた通り、朝は学校で勉強して1時から4時半まで自習。そこからバイトに行く。それが大体週4くらい。もちろん土日もバイトがある日はバイトに行って、ない時は図書館に行って勉強した。もちろん友達とも遊びたかったからそこは葛藤した。何度も断ってしまうと誘ってくれなくなるしお金のことも考えないといけない。だからほんとにたくさん悩んだし苦労した。けど、負けたくない。この一心で、最後まで書け抜けたと思う。
 何回やったけど、1階も合格したことがなかった。だから絶対受からないと思ってた

結果は。。。。

 まさかの合格だった。ほんとに嬉しかった。これから受験する人のためにいくつか情報を書いておきたいと思う。参考になったら嬉しい。

ライティング

 大問2つからなる。制限時間は80分。
 1つ目はエッセイで2つ目はいくつか出題される中から1つを選ぶ形式だ。それぞれ英語の書式が違う。つまりインフォーマルかフォーマルか?題材によって使い分けなきゃいけないので、その辺が少し難しい。また語彙も繰り返し使う事は避け、多様な専門語彙や表現を知っていることが大切になる。


スピーキング

 大問4つからなる。2人1組だ。
 part1は自分について。趣味だったり、簡単な自己紹介から始まる。少しトリッキーな質問もあるので注意。part2からが実際のテストに入っていく。
 part2では2つの写真を比べ、そこの対比やそれについての質問に答える必要がある。片方が答えたらもう片方はその写真についての質問をされるので、それについて応える。
 part3では、2人の議論になる。図が渡されて、メインの問題の解決のための手段が周りに書いてある。それについて議論をする。最後は2人の合意をする必要がある。
 part4ではほぼ仕上げだ。part3についての質問をもっと深掘りされたり、そこから派生した質問が用意されている。ただ英語がしゃべれるだけでなく、クリティカルシンキングが必要になる。正直日本で日本語でも聞かれたこともない質問だったので、少し驚く。就活みたいな感じだった。

リーディング& Use Of English(UOE)

 全部で大問7つ。リーディング4つ(part1,5,6,7)UOE3つ(part2,3,4)だ。制限時間は75分。
 リーディングpart1では、4択の穴埋め問題だ。日本語訳では、同じような意味の単語の中から1つを選ぶ必要がある。熟語やイディオムも大切になる。
 UOEPart2では穴埋め記述式だ。前置詞や関係代名詞などを正しく記述する必要がある。ここも同じで、熟語の暗記が必要だ。
 UOEPart3では、単語が与えられて、それを文章の中の形式に合うように形を変えて書く必要がある。いかに単語の変化を知っているかが大切になる。つまりこの場面では名詞が入るとか副詞が入るとか。派生語をたくさん勉強する必要がある。
 UOEPart4では、与えられた文章と同じような意味になるように、文章を書き換える問題だ。たくさんの表現、時制。文型を知っておくことが重要になる。
 リーディングPart5では、1つの長文を読んで、それに関する問題を4つの中から選ぶ形式だ。一つ一つの文章を精読する必要がある。答えも同じようなものが多いので、意味を深く理解する必要がある。
 リーディングPart6では、文章が抜き取られているので、それがどこに当てはまるかを考える問題だ。これが結構厄介。前後の文脈から意味を推測して特に当てはまるかを考えなきゃいけない。
 リーディングPart7では、10個の文章があり、それぞれどこに当てはまるか4つの長文から選ぶ問題だ。速読と正確に読む力の両方が求められる。

リスニング 

 大問4つからなる。時間は大体40分くらい。
 part1では、短い会話を聞き、その質問に一つ一つ答える問題だ。音声が流れる前に様々な情報を抜き取っておく必要がある。
 part2では、1つの長い収録から何を言ってるか文章に合わせて書き取る必要がある。記述式だ。スペルミスとかも甘めではあるが許される。しかし意味が変わってしまうと点数がもらえない。
 part3では、5つの音声を聞き、それぞれどの文章が当てはまるか8個の文章から選ぶ問題だ。3つは必要ないので、それが少し厄介。
 part4では、長めの音声を聞き、6個の質問に答えていく。

 正直リスニングが1番厄介だった。とりあえず早いしどんどん進んでいく。アメリカ英語ではなくてイギリス英語なので発音とかも少し違うからそれに戸惑うこともたくさんあった。1番大切なのは、やはり何度も聞くことだろう。それと忘れてはいけないのが集中するということと他のことを考えていた。いくら聞いても耳に入ってこない。


 留学して勉強した成果を少し残すためにも、このケンブリッジはすごく良かったと思う。TOEICも受けたことあるけど、ケンブリッジの方が難しかった気がする。。これからも自分を磨いていきたい。


 今日も、この辺で。rio

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