【Animist研修記録】 はたらく細胞 赤血球アニメのレタッチ
こんにちは、Animist 研修生の Kasubuchi Rioです。日々、コマ撮りアニメの編集の勉強をしています。
今回は、Animist 研修の一環として山中みさきさんが制作しました『はたらく細胞』の赤血球などのキャラクターが出てくるコマ撮りアニメを After Effects でバレ消しをしました。
今回このnoteには、After Effects を使ったバレ消しではなく、Photoshopという画像を編集することができるアプリケーションを使って『レタッチ』した2カットについて書きました。『レタッチ』とは簡単に説明すると、写真の色味や明るさ、ゴミなどを消したりと一手間加えることを言います。
After Effects を使ってのバレ消しはこちらの記事に書いてあるので読んでみてください。
【カット1】赤血球が綾波レイの元に行く
こちらは、バレ消し前の動画です。After Effects で、タンクの部分などは消します。その後に Photoshop を使って、綾波レイの目を2コマまばたきさせて『目パチ』をさせます。目パチをさせると、よりフィギュアが生きてるように感じさせられます。
①Photoshopに画像を読み込ませる。
②片目をなげなわツールで囲み、『コンテンツに応じた塗りつぶし』で、目を消す。
③指先ツール、スタンプツール、スポット修復ブラシツールを使い、なじませる。
④元の画像のまぶたの部分をなげなわツールで囲み、コピー、貼り付け。そして垂直方向に反転、形を整えてなじませる。そしてエアブラシでまぶたの先に茶色をのせて、整える。
完成です。
こちらの作業は2コマ分目パチがあったので、両目で4回作業します。
このようになりました。一手間加えるだけで、クオリティがアップします。
【カット2】赤血球が『呪術廻戦』の五条らの元に行く
この五条悟の目隠しのスキマも、Photoshop を使って消していきます。
スポット修復ブラシツールを使うとあっという間にスキマが埋まりました。その作業を何枚か繰り返して、レタッチは終了です。
はたらく細胞 赤血球のレタッチをしてみて
今回初めて、『目パチ』を Photoshop で描いてみました。最初は、難しいイメージでしたが思ったより簡単で、絵を描く時みたいに楽しかったです。これから作るアニメーションの中にも『目パチ』が必要になるカットがあると思うので、腕を磨いていきたいと思います。
また近いうちに、noteに研修で学んだことを書いていこうと思います。
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