小さな家 過去に設計した家
この家は、女性の施主様が一人で住むために、建てる家として設計した。
一人で住むことになった理由は、いろいろあった。
初めて、契約となって、設計した家です。
希望の条件として、
・ 実家の近くに建てたい(親の介護のため)
・ 間取りは、2LDK(自分の寝室と娘が泊まりに来た時の部屋)
・ 娘の部屋は、リビングの隣で、普段使いできる配置
・ 土地は、小さくていい(予算をかけたくない)
・ 庭を造りたい。
等でした。
土地は、家の近くに見つかりました。
家も間取りもすぐに決まり、順調に着工。
しかし、ここで痛恨のミス。
サッシの色を全部間違えたー。
全部交換しました。
それでも、その他は、順調に進み、無事にお引き渡し。
引渡後も、時々連絡があり、家に伺うことがありました。
家に伺うたびに、家の中がおしゃれに飾られていく様が本当にうれしかったです。
エクステリアも、自分で石を並べたり、レンガを積んだり、いろいろされていて、だんだんと家が完成していきました。
家の完成って、いつなんだろう?
業者が家を作り上げたときに一度完成という形はとるけど、住んでいくうちに変わっていくし、家って、完成しないのかな?
解体の直前が、完成なのか?
まだ、答えは出ません。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
やっぱり、初めての家は、覚えていますね。
すごく大変な思いをした気もしますが、思い出の家で、私の自信作であることは間違いありません。
今後も、大切に生活してもらえることを願っています。
今は、当時勤めていた会社を辞めて、他の会社にいるので、会う機会を作ることは難しいですが、いつかもう一度、家に伺って、家の通信簿でもつけてもらいたいです。
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