【プロセカ】Lead to shine more 感想 ※ネタバレ注意【MORE MORE JUMP!】
※本記事は「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のイベントストーリー「Lead to shine more」の内容を多分に含んでおり、またそれ以前のストーリー内容に関する言及を含みます。
こんばんは。
今回はイベントストーリー「Lead to shine more」を読みました。
プロセカのイベストは「リラックスティータイム」(2024年ホワイトデーイベ)まではリアルタイムで全部読んでおりますが、遅れた分は少しずつ追いかけている状態です。
モモジャン箱イベだと「いつか花咲くステージへ」までは読んだので、その前提で話を進めていきます!
モアモアハウス!
早速ですがモアモアハウスへの引っ越し、もう完了してますね!?「いつか花咲くステージへ」ではガラガラだったのでどこか読み飛ばしたかと思いましたが、これはサイドストーリーを読んだら描写されてるパターンな気がします。
それにしても、あの部屋がここまでお洒落な見た目に変わるんですね……内装と照明の力ってすごい。テレビの上の4人の好きな動物セットを始めとして、気になるものもいくつかありますね。デスク周りの配色は遥っぽくてとても好きです。手前の写真はいつ撮ったものでしょうか?上はワンマンっぽさがありますが、下は初リアルイベントの時のですかね?ファンたちが映っていそうですし、このときは白のMORE MORE JUMP! ロゴTシャツを着てたはずなので辻褄が合いますね。
今日は3時間一緒に勉強する勉強会配信をしてたようですね。こういう長時間配信をしている配信者さんが「こんなもん垂れ流して大丈夫か??」と不安になっている様子はよく見かけますが、視聴者側からするとありがたい限りだったりします。編集や準備に凝って素晴らしい企画を仕上げてくれる動画ももちろん面白いですが、自然体でまるで友達と話しているかのようにトークをしてくれる配信というのも違った良さを感じられます。こういった配信はテレビなどではなかなかできなくて、個人レベルで活動している配信者ならではのものだと思います。このあと本イベストのテーマとして出てきますが、ファンに近い距離で寄り添ってくれるモモジャンにはぜひ続けてほしい活動です。
どういう基準で仕事を選ぶか?
モモジャンは大量のオファーから仕事を「選ばなければならない」状況になり、どういった基準で選んでいくかを話し合うことになりました。彼女たちのテーマである「希望を届けること」を筆頭にいろいろな意見が挙がります。「配信のスケジュールも確保できるか」という意見も出ましたが、昔からのファンからすると成功してどんどん大きい舞台に行ってしまうというのは嬉しい反面複雑な部分も大きいと思います。どこいくねーん、て。大きい舞台でいろいろな人と関わって仕事することになると、どうしても「商業的」「合理的」「社会的」といった性質が求められてきますから、活動の内容もより大衆向けでわかりやすいものに変わってくるはずです。モモジャンはファンとの距離が近いアイドルですから、そういう風に大舞台にばかり活動が移ってしまうとギャップを感じてしまうファンも少なくなさそうです。
ですが、そこはさすがに数々のイベストを乗り越えてきた歴戦の強者たちですね。回想し、セカイに行ってなんと一晩でスピード解決です。素晴らしい安定感とテンポ感。
プロデューサー登場!
そしてその回想で、ASRUNのプロデューサーが立ち絵付きで登場ですね!前回のイベストでも少しだけ回想に出てきていて、その時からネームドに相応しいスペックだなという感じはありましたが本当にそうなるとは。アイドルに必要なのは「強い個性」。その考えを信じて、一見有益などこかで聞いたことのある大人気番組『はしゃいでいいんです!』への出演を辞退するというのはなかなかできない英断だなと感じました。こういう仕事だと、実績を作ることとか名前を売ること、そういった定量化できる指標に振り回されてしまいがちだと思います。しかし、実際にはもっと質的な意味を持つ定量化できない部分にもこだわらなければいけないのだということを感じさせられます。強いプレッシャーがかかる場面でこそそういった「質的なもの」は軽視されがちですが(鳳財閥も似たような悩みに悩まされていましたね)、事務所で仕事をしながらもそのことを見失わない柊プロデューサーは手腕の優れた尊敬できそうな人物だという印象を受けました。
「ファンの声」というのもモモジャン、とりわけ遥にとっては不可欠な要素だと感じます。ASRUNでソロ曲を歌った時、セカイのステージの上に引っ張り上げてもらった時、遥を奮い立たせてきたのはファンの声でした。そのことはみのりにも受け継がれていき、「届け!HOPEFUL STAGE♪」ではファンのおかげでみのりは迷いを捨てて素晴らしいパフォーマンスを届けることができましたね。ファンとアイドルが互いの声を届け合うコール&レスポンスの関係こそが、私が大好きなモモジャンの要素の一つです。
モモジャンの個性って?
個性が大事なのはわかった。じゃあモモジャンの個性ってなんだ?ということですが、これはやはりKAITOも言っているようにファンとの関係性に集約されるのではないかと思います。我々(豆腐)から見るのと向こうの住人から見るのでは「個性」の意味するところも変わってきますが、やはりフリーでの活動をメインにしてファンたちと密接に関わりながら活動を作り上げてきたという軌跡にMORE MORE JUMP!としての個性が現れているはずです。私は"こっちの世界"のアイドルには詳しくないですが、動画配信をメインにフリーで活動するアイドルというのはやはり異色です(少なくとも、最初の箱イベスト「ここからRE:START!」ではそういう認識で描写されていたはずです)。この活動形態は事務所の指示で仕事として動く「芸能人」としての在り方よりも、個人のモチベーションでフレキシブルに動ける「配信者」としての在り方に近い。だからこそモモジャンはファンと密接な関係を築くことができましたし、その「在り方の違い」は雫や愛莉のアイドルとしての方向転換にも強く象徴されています。
我々目線だと、KAITOの言う「ファンの前でも自然体でいられる」というのは理解はしやすいですが、モモジャンの配信を直接見るわけではないのでありがたみを感じることは少ないかもしれません。しかし、自然体であるからこそ彼女たちの言動は常に一貫していると感じられますし、ファンに向ける数々の言葉が真に心の内から湧き上がってきたものだと信じることができます。「アイドルはハートが大事」とはメインストーリーのキーフレーズの一つですが、彼女たちはまさに心からのアイドルです。バーチャルライブや様々なイベントでファンとして彼女たちに会った時も、彼女たちはいつもと変わらぬ自然な笑顔を私達に向けてくれます。「希望を届けたい」という言葉に偽りは無く、そしてその想いには"世界の壁"なんて無いんだということを信じさせてくれます。我々は基本的に録音の声しか聞くことができませんが、そういう意味でSHOWROOMやYouTubeでの生配信は彼女たちから「自然体」の希望を受け取ることができる画期的な企画でした。もう終了してしまいましたが、想いが伝わるような工夫に満ちた企画を今後も実施してくれると嬉しいですね。
どっこい!町おこし隊
そんなわけで基準をアップデートして仕事を選んだ結果、「どっこい!町おこし隊」が採用されました。ギャグマンガ日和に出てくる4コマ漫画みたいな名前だけど大丈夫か?
町おこしのマラソン大会を手伝うという番組のようですが、よそからよくわからんやつが来たということでまずは全力で仕事をして住民に認めてもらうところから始まります。花見岡町の住民は自分たちの町にかなり誇りを持っているようで、気骨がありますね。「アイドル」という肩書きは華やかで可憐な印象を与える反面、なよなよとした軟弱な印象を与えてしまうこともあると思います。今回の場合はむしろ後者に近い形でネガティブに作用してしまったようですね。プロセカにはいろいろなモブが出てきますが、今回のモブはこういうタイプか……。
ただ、そこはモモジャンの皆さんなので心配無用ですね。今更メンタルが挫けるはずもありません。企画力と誠実なハードワークであっという間に信頼を勝ち取ると、不測の事態も難なく乗り切ってしまいました。
いざ、オンエア!
そんなこんなで撮影も終わり、モアモアハウスでオンエアを見ることに。内容、ふつうに面白そうですね。某アイドルが農業やら漁業やらをやる番組みたいな感じで安心して見られそうです。最近はテレビをほとんど見ていないので今どうなってるのかわかりませんが……。
モアモアハウスは大きいテレビがあるので、オンエアの内容を確認するのには便利そうですね。バーチャルシンガーも出しやすそうです。斎藤さんが来たので慌てて引っ込んでましたが、そろそろ斎藤さんくらいには共有するってのもやっぱダメなんですかね……?笑
そしてなんと、遥さんがモモジャンのプロデューサーに就任しました。おめでとうございます。並外れた安定感が初期から印象的ですが、グループ全体のテーマにもなっている「希望を届ける」というのも4人の中では遥が源流と言えますし、最初に4人でグループを組もうと言い出したのも遥でしたね。そういう意味では、モモジャン全体の舵取りとして遥は適任なのかなと思います。イベスト前半で本人が言っていたように考えすぎてしまう癖は少しあるのかもしれませんが、愛莉が言うようにそれは遥の長所と表裏一体です。たとえそうなってしまったとしても、「MORE MORE Making Xmas♪」でみのりが純粋な言葉を投げかけたようにモモジャンはメンバー間で支え合っていけるはずです。
そして最後には、「現在」の柊プロデューサーが登場しましたね。自分がプロデュースしていたグループのアイドルが2人も故障してしまい、グループは解散を余儀なくされてしまったわけですから、彼にとっても当時は痛恨の極みだったでしょう。それから時間が経ち、うち1人はアイドルとして復帰して再び名を轟かせ始めている。この状況に彼が何を思うのか、気になるところです。
終わりに
今回は「Lead to shine more」を読みました。衝撃的なイベントが起こるというよりは、過去の振り返りと今後の布石がメインのイベストだったと思います。次回「Chase my IDEAL IDOL!」はまだ読んでいないので、どのような話になるのか楽しみですね。
私自身クリエイターの端くれみたいな活動をしていることもあり、どんどん遠くに行ってしまう皆を見るのが正直辛くなっていたのですが、モモジャンを中心に少しずつ追いかけていきたいと思っています。他ユニットだとビビバスがRAD WEEKENDを超えたのかどうかも気になりますね……。「The first concerto」は読んだのですが、非常に良いイベストだったと記憶しております。今後が楽しみです!
※本記事は「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」に関する非公式の記事です。本記事は個人によるファン活動の一環であり、画像はプロジェクトの二次創作ガイドラインに基づいて使用しております。
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