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2002年からの武術エッセイ

寝ているときに地震を感じると気がみぞおちに集まります。
一瞬です。反射的にそうなります。
そして、息がつまります。浅くなってしまいます。

それではいけないので、そこから意念で丹田に静かに気を下ろします。そして手足の力を抜き、どんな微細な動きにも対応できるように空気を迎え入れます。
丹田を中心として、手足が脱力しながら、繊細なアンテナを空間にはりめぐらせる。

理想は、こうです。
しかし、未だにぎこちない。

地震がおさまってからも、こういった稽古は続けるべきだと思った。

あ~あ、バカは死ななきゃなおらない・・・・か。
2004年10月 中越地震の時に記す。

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