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2002年からの武術エッセイ

うしろあしに重心があること大事。
だって、全体がみえるでしょ。
ふところ深くなるでしょ。
突きが重くなるでしょ。
バランスよくなるでしょ。
関節技もよくかかるでしょ。

河北派形意門の若き人たちよ。
あしが筋肉痛になるくらいどうってことない。
ふとももがぶっとくなって合うパンツやスラックスがなくなったってどうってことないじゃないか。
年老いて筋肉が弱くなって棒立ちになっても、重心がうしろあしにあれば、おもしろいこといっぱいできる・・・・・っていうか、おもしろいこといっぱいおきると思う。

うしろあし重心という立ち方が武術の至宝のなかのひとつだと、わたしは今、思っている。

2005年7月記す。

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