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影の魔物

俺は、剣を構えた。すると、影の魔物はこちらの戦闘の意思を感じ取ったのか、俺のことを警戒した。影の魔物は攻撃してくるのかと思いきや、周りの影を動かし、攻撃してきた。今の魔法は、上級影魔法「シャドウニードル」だ。                                     
強すぎだろ。めんどっ、、、
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名前 シャドウマン
真名 カジャ
権能 影
能力 影魔法 闇魔法 影移動 影操作 影潜り 影の眷属 残影 忍術 影杭 影縛り
スキル シャドウニードル シャドウボール               ダークマザー ブラックホール シャドウレイン ダークフェザー ダークタンク ダークナイト ダークメイジ ダークアーチャー ダークビルダー
レベル999
物理攻撃力 9999
物理防御力 9999
魔法攻撃力 9999
魔法防御力 9999
魔力    99999
経験値   無し             ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                                           

強い。ていうか、なんでこんなにスキルあんの?おかしいだろ。ぜったい、コイツチートだろ。だって、「忍術」っていう能力あるし。影魔法と闇魔法使えるし、「残影」っていう能力もあるしさぁ!しかも真名あるしぃ!おかしいだろ。ヤバい。勝てるかどうか分からない。影の魔物は、5連続でスキルを発動した。「ダークタンク」と「ダークナイト」と「ダークメイジ」と「ダークアーチャー」と「ダークビルダー」を。スキルが発動した瞬間、大きな盾を持った大きな影、普通の剣とたてを構えた影、漆黒の杖を持った魔法使いの様な影、弓を持った影、ナックルを持った、身長3メートルくらいのゴツい影が現れた。綱糸で影たちを切るが、次々に影たちが生まれていく。しかも、コイツらを倒しても、経験値が入らない。たまに、シャドウマン自体から、攻撃を受けることもある。このままじゃジリ貧だ。そうだ。影をなくせ。                                              「恒星雨!」
俺は恒星雨で、周りを明るく照らした。これで、影たちは出せなくなったはずだ。そして、この恒星雨を、シャドウマンにぶつけるっ!
鈍い音がシャドウマンのほうからした。少しずつ目を開けた。シャドウマンの首から上が、なくなっていた。やっと、倒せた。突然、会場全体にあの機械室な音声が響いた。
「第三試験門:鏡の世界、死傷者、3人。脱落者3人。それでは、第四試験門:古代闘技場に移動します。」

目の前に、古びた扉が現れた。扉の中に入る。中に、モンスターはいなかった。代わりにいたのは、杖を持った老人だった。人間だ。強そうだな。相手が人間でも、容赦はしない。
「ステータス表示」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー名前    _
真名    _
権能    _
能力    _
スキル   限界突破
レベル   _
物理攻撃力 _
物理防御力 _
魔法攻撃力 _
魔法防御力 _
魔力    _
経験値   _
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コイツ、本当にいままで勝ってきたのか?だって_はゼロか、エラーか…エラー?まさか。いや。あり得るかもしれない。だとしたら、強敵かもしれない。その時、戦闘開始の合図が鳴らされた。相手はものすごい速さで近づいて、攻撃を仕掛けてきた。生身で。一応反応できる。恒星雨は使えないし。「八十八星座」を使うか。ケンタウロス座にするか。
「ケンタウルス座」
そう言った瞬間、空から星が降ってきた。昼なのに。そしてその星が合体すると、ケンタウロスの形になった。ケンタウロスの能力は、自動追尾、弱点属性付与の弓を放つことと、とても速く走れることだ。早速矢を放ってもらった。走っているアイツに、弓矢が当たる。そして、これはただの怯ませだ。今の一瞬のうちに、
「カメレオン座、一角獣座。」                                                                                                   
今のうちに、カメレオンと、ユニコーンを召喚した。一瞬でケンタウロスは倒されたが、ユニコーンが目の前に現れる。アイツが拳を振るう。アイツのキツイ一撃に、ユニコーンはいなないた。そして、さらにアイツが追撃を加えようとしたところで、カメレオンが、後ろから飲み込む。それで勝負が決まった。俺の、勝ちだ。闘技場に機械質な音声が響いた。
「イベント「限界突破イベント」で、優勝しました。報酬として、エクストラスキル「限界突破」とエクストラアイテム「世界樹のエリクサー」を10本獲得しました。」
そして、元の世界に戻る扉が開く。俺は、扉の外へ出た。久しぶりの地上は、空気が美味しく感じられる。タッパーに入れて持って帰りたい。ふと、遠くから足音が聞こえた。人間のだ。まさかっ!
「そのまさかだよ。そう。闘技場の。私はあなたに負けた。だから、パーティーを組んでくれないか?」

ヤバいやつに、パーティーを組んでくださいと言われた。この後どう言えば良いのだろうか?

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