吉良 倫太郎

現場から地方創生のモデルケースをつくる | 東京大学法学部を卒業し、宮崎県都農町(つの…

吉良 倫太郎

現場から地方創生のモデルケースをつくる | 東京大学法学部を卒業し、宮崎県都農町(つのちょう)に移住 | ベンチャー企業で、商店街再生や小中学生のキャリア教育を実践中 | まちづくりホステルALA支配人 | 大分県別府市出身 | たこやきと水曜どうでしょうが大好きです

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東大という新卒カードを捨て、僕がド田舎のベンチャーに就職した理由

僕は3月末に東京大学法学部を卒業し、今はド田舎のベンチャーで草むしりとシーツの洗濯に追われています。 宮崎県都農町(つのちょう)。人口は1万人、最寄りのスタバは50km先といういわゆるド田舎です。 必ず「なんで来たの?」と聞かれるし「せっかく東大出たのにもったいなくない?」とストレートに言われることもあります。 ある友達は「立派な選択だね、僕はそこまで自分を犠牲にできないよ」と言ってくれました。 でも僕は、ボランティア精神でこの選択をしたわけじゃないんです。 自分の夢

    • 「就活から逃げる」という決断

      「○○がしたいから休学します」というポジティブな理由ではなく「このままだとやばいから、一旦ストップさせてください」。 それが僕が休学を決断したときのリアルでした。 3年生が終わり4年生に上がる冬。 就活は佳境にさしかかり、選考も進んでいるけど、何かが違う気がする。もう少し時間をかけて考えたいのに、締め切りに追われ時間がとれない。 どんどん負のループにはまり、下北沢のアパートで1人塞ぎ込んでいきました。 「このままではやばい、心が壊れちゃう」というネガティブな理由から

      • 「編集の仕事」が思ってた150倍むずかしくて、インターン先で打ちのめされている話

        文章を書くことには少しだけ自信がありました。 いや、ほんとうは少しだけじゃなくて、まぁまぁ自信があったんです。 150いいねのnoteを書いたこともあったし、今回のインターンだって10倍以上の倍率をくぐり抜けて、採用してもらいました。 「文章を書くこと」「わかりやすく何かを伝えること」は得意だと思っていました。 バズるnoteの秘訣を知りたくてぼくは今年の8月から、株式会社WORDSでインターンをしています。 WORDSは「編集者の視点」から経営者の言葉をnoteに

        • 人生に悩み東大を休学した1年前のぼくへ

          さて、そんな24歳の誕生日からちょうど1年。 「25歳の大学4年生」が爆誕してしまったわけだが、1つの節目なので休学を終えた今感じていることを記しておきたい。 結論から言うと、 「何か明確な答えが見つかった!完ぺきにすっきり!」というわけではない。 信じると決めたはずの道に自信がなくなるときもあるし、怖さや不安に飲み込まれそうな日だってある。 でもじんわりと何かが変わりつつある感覚がある。 自信もかなり回復したし、自分との付き合い方もマシになった気がする。 何より、休

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        東大という新卒カードを捨て、僕がド田舎のベンチャーに就職した理由

          「間に生きる」〜社長と全国行脚して挫折しまくった東大生が見出した希望〜

          こんにちは!このnoteを開いてくださってありがとうございます! 地方から上京してきた大学生がある人物に魅了されて長期インターンを始め、その人のカバン持ちとして一番近くで1年間を過ごし、全国各地に赴いて農家さんや漁師さんから話を聞く。その中でどんなことに心を動かされ、何に悩み、自身の中でどのような変化を感じつつあるのかを記してみたいと思います。おそらく後半は内面の吐露のようになると思いますがぜひ読んでいただきたいです。 1.最初の2ヶ月間 さて、自己紹介が遅れました。改め

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