8/25(金)朝刊スクラップ~中国の高齢化は深刻?~
東アジアの「少子高齢化」の代表例としてしばしば日本と韓国が取り上げられるが、実は中国も「少子高齢化」がかなり進んでいる。先に挙げた2国よりも平均資産が少ない状況で人口減少に転じている中国。出生率引き上げに力を入れているが、あまりうまくいっていない現状。
うまくいっていない原因として挙げられるのが経済成長の減速による若年層の失業率の高さだ。若者への圧力を軽減するために、営利目的のある教育機関(塾など)に規制をかけたが、若者の最大就職先の1つを奪ってしまうという狙いに反した結果となってしまった。
ただでさえ監視国家である中国。若者と習近平体制との距離感が縮まらないため、少子高齢化がますます進んでいくように思える。
([FT]中国高齢化、日韓より深刻 若者に「苦労を耐えろ」響かず.朝刊スクラップ.2023-08-25)
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