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10/17(火)朝刊スクラップ〜ポーランドで左派が台頭?〜

 右傾化が進んでいる欧州。そんななか下院選が行われたポーランドでは、右派の与党PiSを中心とした勢力が過半数を割る見通しだ。
 2015年に総選挙で勝利したPiS。2期8年にわたって政権を担ってきたが、司法への介入やメディアの統制強化、性的少数者の排除、移民排斥などの強権的な政治を行なっていた。
 今回、野党勢力が過半数を制するので(見込み)、ポーランドはリベラル路線に大きく舵を切ると予想される。
 ただ懸念もある。大統領がPiS出身のため、拒否権を発動して法律を指し戻すことが予想される。下院で再可決するには6割の議席が必要だが、そこには届かない見通しなので調整が難航する可能性がある。

ポーランド、野党勢力が多数派 政権交代の可能性:日本経済新聞

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