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12/5(火)朝刊スクラップ~米国Z世代が大量消費社会に待ったをかけている?~

 アメリカのZ世代が大量生産・大量消費社会に拒絶の声を挙げている。特に彼らのなかで問題視されているのが、ファストファッション。同世代は環境問題への意識が高く、環境汚染の大きな原因となるとされているファストファッションの事業モデルに異議を唱えているようだ。
 その一方で、経済的理由からファストファッションを追い求める人も多い。米民間調査によると、1999年から2022年にかけて平均家賃は2.2倍になったが、収入は77%増にとどまっている。そういった要因からファストファッションに依存せざるを得ないZ世代も多いようだ。
 それでも同国のZ世代はエシカル消費への支持が非常に強い。将来、大量生産・大量消費社会が持続可能な消費へと変わっていくかもしれない。

(2023-12-05.日本経済新聞.米国のZ世代、大量消費「熱狂と拒絶」 SHEINが分水嶺)


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