8/20(日)朝刊スクラップ~水不足~
気候変動により運河や河川の水位が下がり、輸送の遅れや物流コストの上昇が発生しており、水不足が世界のビジネスの足を引っ張っている。
海上輸送の要所であるパナマ運河では、運河に水を供給する湖の水位が下がっており、運河の水が不足している。この影響を受けて130隻もの船が通行待ちを余儀なくされている。
他には降雨不足や熱波による干ばつが起きており、さくもとが育ちにくくオリーブオイルなどの食料価格が高騰している。また、米国などを中心にコメの作況も悪化している。これを受けて日本産が米国産の代替として需要が高まっている。
世界資源研究所によると世界人口の半分である40億人が年に1カ月、干ばつや洪水などの水に関わる被害を受ける状況であり、この影響を受ける人数は今後もさらに増加する見込み。50年にはGDPd70兆ドルが影響を受けるとも指摘されている。
(世界の水不足、物流・食料に波及 日本でオリーブ油値上げ.日本経済新聞.2023-08-19)
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