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6/20(火) 朝刊スクラップ~「2024年問題」が”対立”を”協力”に変えた?~

【要約】

ヤマト運輸がメール便などの配達を日本郵便に全量委託すると発表した。物流業界の「2024年問題」への対応策とされ、ヤマトは非中核事業を切り離して宅配便事業で営業拠点の集約を進めて経営効率化を狙う。日本郵便は積載効率を上げて収益を改善することが狙い。

※メール便
書簡、雑誌、カタログなどの軽量な荷物を送り主から引き受け、受取人の郵便受けなどに投函する運送サービス。各社は普通郵便より割安である料金設定をしている。手紙などの信書が入ると法律違反になる可能性があるので、法人だけが利用できる

今日のことばより引用

(ヤマト、日本郵便に委託 メール便や「ネコポス」の配達
人手不足で一転協業 日本経済新聞.2023-06-20)

【補足・感想】

ヤマトと日本郵便は信書を巡って対立していた過去がある。皮肉ながらも2024年問題が協力への手助けとなった形。
ヤマトはメール便と小型薄型荷物を終了するが、特に後者は、強みとされていた宅配便の配送網を生かせなかった。荷物の仕分けが手作業なのでコストがかかった。


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