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10/12(木)朝刊スクラップ~原油高に連れて…~

 原油が高くなりつつある状況で、中東情勢が緊迫した。これにより、原油の価格がさらに上昇。この影響を受け、サトウキビ由来のバイオ燃料の需要が増えるとみられ、砂糖の原料でもある粗糖が12年ぶりの高値圏に突入。また、ナフタ高の影響が回避できるという見方から天然ゴムも値上がりした。
 さらに製錬時に大量の電力を使うアルミの価格も上昇。原油と連動しやすい天然ガスなどの価格が押し上げられ、電力代が上がるとの予測が立ったからである。
 このように原油高により、様々な原材料が値上がりしてしまうと、根強いインフレ圧力の要因となってしまう。事態の鎮静化が望まれる。

(原油高、食料・素材に波及.日本経済新聞.2023-10-12)


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