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1/8(月)朝刊スクラップ~バングラデシュの強権政治~

 7日に総選挙が行われたバングラデシュ議会。ハシナ現政権の強権姿勢に反発した主要野党(BNP)がボイコットし、現与党(AL)の勝利が確実。
 ハシナ政権は経済成長を導いた実績はあるが、選挙期間に野党関係者を拘束したりと強権的な姿勢が批判を集めている。投票所付近で爆発事件が発生するなど政情悪化も危惧されている。
 バングラデシュはインドと東南アジアを結ぶ地政学上の要衝に当たるため、諸外国にとって軽視できない存在。米国は選挙妨害者に対してビザ発給制限を打ち立てたが、ロシアや中国に接近されることを危惧してこれ以上の圧力はかけられないようだ。
 強権的な政治体制を敷いているバングラデシュ。西側諸国vs権威主義陣営(ロシア・中国)の分断がさらに広がるきっかけになるかもしれない。


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