見出し画像

【日記】日記帳の日記とnoteの日記の違いについて考察してみた

こんにちは、唐梨です。

せっかくあるnoteという素晴らしいツールを、どうやったらうまく活用できるだろうか。溜めずに毎日コツコツ書く習慣をつけられるだろうか。と思い思案したところ「紙に書いていたものを移植すればいいだけではないか?」というシンプルにして当たり前な結論にたどり着いた。大学生になって自分の手帳を手に入れてから、ちょっとした気づきや日記はすべて手帳に書くようにしていたためである。これを【エッセイ】のカテゴリーとして、日常や気づきなどの日記代わりとして書いていけば問題解決ではないか。

が、しかし。

noteの場合、単にアナログからデジタルへの移行だけでなく「公開」という問題がもれなくついてくる。そこで「この際、公開についての考察過程そのものを記事のお題にすればいいんじゃない?」というズボラな思考回路により、本記事を記念すべき【エッセイ】カテゴリーの初回投稿とさせて頂くこととする。



公開しないことによるメリット

なんといってもハードルが低く精神的にも気楽である。当時は「人に見せるものでもないし」と思っていたからこそ気軽に続けられて習慣化できたと思っている。

むしろ「人様に見せるなんてとんでもないお目汚しだ」と思っていたので、公開が前提だと「あぁこれは見せられないから書けない」などと余計なことに悩んで、本音や体感を記す日記本来の目的からずれてしまっていただろう。



公開しないことによるデメリット

そのままメリットの裏返しになるが、見てくれる人もいないので、サボろうと思えばいくらでもサボれる。正確には、そもそも私が日記を書いているということ自体、誰も知る由はないのだから、サボったことに気づかれない。他人からしたら存在自体がないのだから、サボるという行為自体が起こりえない

つまり、私は見られていないからこそ毎日続けることができたが、見られている方がモチベーションが上がる人にとっては、そうではないということだ。



公開することによるメリット

まず反応を分かち合あい共有できること。ひっそりと眠る日記帳とは異なり、一般公開ができるので、自分の考えがどんなふうに受け取られるのか、良い反応も悪い反応もダイレクトで返ってくることは、とても知的好奇心をくすぐられて非常に興味深い。

次にアーカイブできること
これはまさにデジタルの恩恵だが、管理が非常に便利。
私自身がそうなのだが、紙媒体だと何年前まで保管すべきかとても悩ましい。一ヶ所に集約できて、カテゴリーごとに分類もできるとなると、めちゃくちゃありがたい。さらに、自らカテゴライズすることで自分の頭の中も整理され、日常でアンテナを張る感度も良くなる。

自分の脳みそが図書館だとしたら、その中にあるたくさんの本(=思考)を図書館分類法にしたがってカテゴライズすることで、より日頃の世界を見る目がクリアになる自分なりの解釈でものごとを体系づけることができるのは、とても有意義なことだと私は思う。



公開することによるデメリット

まず、評価を気にするあまり自由にのびのび書けなくなること。これでは日記の目的が本末転倒になってしまう。

次に、一度アップしたものは完全に抹消することはできないこと。仮にのびのび書きすぎて、あとで後悔するようなことを書いてしまった場合、記事を削除したとてネット空間から完全に抹消できるわけではないし、削除前に閲覧した人の記憶から抹消できるわけでもない。

共通しているのは、どちらも、自分が発信したい内容と相手が受け取りたいであろう内容のバランスが偏っていること。よって、ここのバランスがうまく取れれば、その感覚さえ常に気をつけていれば、このデメリットは解消できる。



なぜ公開することに抵抗があり、そこからどう公開しようと変わったのか

前述の通り、元々が見られていないからこそ書けていた人間だったので、そこに「見せる」という要素が入ることに、なにか心理的な抵抗があった

思うことは自分の心の中に留めて自分だけが知っていればいい、それをわざわざ他人に見せるなんて、かまってちゃんみたいで自己顕示欲なんじゃないかと、どこかで感じていたのだ

が、その考えはTwitterを始めてみて覆った。Twitterこそnote以上に反応がリアルタイムにダイレクトに返ってくるデジタルツールの筆頭だと思うが、それが思いのほか楽しかったのである

自分の考えを表現する、伝えるって、こんなに楽しいことだったんだ!もちろん興味ない人もいるし反応がないことだってあるけど、万人が賛成することなんてありえないわけだし、分かち合える人がいるだけで十分ありがたい!なんならもう令和だし。平成初期みたいに特殊な人だけが公開してるんじゃなくて、誰でも公開できることが当ったり前の時代じゃないか

そう思ったのである。

以上の考察を経て、今後はnoteにて日記感覚で書いていくこととする。初めての日記としてのnote、楽しみながら続けていきたい。

サポートいただけると跳んで喜びます🐧✨ なんなら舞い上がります🕊✨ サポート代は、さらにたくさんの記事が書けるよう、篭るためのカフェ代や本代に充てさせていただきます🙇‍♀️