マガジンのカバー画像

エッセイ

139
おやすみ前のひとときに。あなたの心にそっと寄り添います。 郷愁、思い出、心にしみるエッセイをあなたに。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

【GW企画】短編ファンタジー小説を書いてみよう

歴史小説が好きなので、ぼくが執筆する小説はどうしても歴史物に偏ってしまう。 小説の執筆に…

エッセイが書けない時の対処法

どうしても筆が進まない時がある。 表現が古くて恐縮だ。 毎日エッセイを書いているが、いつ…

【ショートエッセイ】ヒーローショーの虚像とぼくの罪

息子がまだ幼稚園に行く前の小さかった時のこと。 ぼくらはウルトラマンと怪獣の着ぐるみショ…

【ショートエッセイ】似つかわしくない場所で咲く花

毎朝同じ駅の同じホームの同じ乗車位置で電車を待つ。 電車がやって来る束の間に、線路際にあ…

【ショートエッセイ】ラーメンと鍵っ子とトラウマ

ぼくの周りにラーメン好きな人が多い。 そう言うぼくも子供の頃からラーメンが大好きだ。 なぜ…

【ショートエッセイ】たかが趣味、されど趣味

筋トレを本格的に始めて一年が過ぎた。 それなりに努力をしてきたつもりだ。 かなり筋肉が付い…

【ショートエッセイ】桜色の世界

幻想的な世界に包まれて、ぼくは一人立ち尽くしてしまった・・・。 単身赴任で横浜に住んでいた。 お金もないし、仕事が忙しくかったし、家に戻れない休日はひたすらワンルームにこもっていた。 春になって桜が咲き始めた。 さすがにこの時期は、ワンルームでじっとしていられない。 ぼくは外に出て、桜を見に行くことにした。 電車に揺られて、目指した先は鎌倉にある鶴岡八幡宮。 大きな神社だ。 境内の中を、ぼくは桜を見ながらしばらく歩いた。 時間はたっぷりある。 どこかに立ち寄ろうかと思う

【ショートエッセイ】フォレスト・ガンプのように生きられたなら

20年以上も前にフォレスト・ガンプという映画を見た。 名優トムハンクスの演技が素晴らしかっ…

【ショートエッセイ】小さい息子と天井のお友達

息子がまだ一歳か二歳の頃だったかなぁ。 天井を見上げてぶつぶつしゃべっていたのは。 不思議…

【ショートエッセイ】ありのままとか簡単に言うなよ

いろいろな人を見てきた。 実直な人、いい加減な人、愛想の良い人、冷たい人、優しい人、短気…

【ショートエッセイ】一度経験してしまえば、なんてことないさ

子供の頃、雷が怖くて仕方がなかった。 ただでさえ怖いのに、"雷が鳴ったらおへそを取られる"…

【ショートエッセイ】悲しき努力と才能のミスマッチ

いろいろなことに熱中したことがあるが、どうしても上手くならなかったことが二つある。 英会…

【ショートエッセイ】ひたむきに生きていれば老後も心配なし

老後のことを想像してみる。 郊外に移り住んでのんびりしたい。 毎日綺麗な景色を見ながら、本…

【ショートエッセイ】じいちゃんはあの世に行ってからも孫の世話を焼く

親父が死んだ日、息子は小学校で運動会をしていた。 学校で一生懸命練習をしていたから、運動会が終わるまで息子には告げなかった。 ぼくはバタバタと葬式の段取りをして、午後から運動会に駆けつけた。 妻は先に来ていた。 その時に知ったのだが、息子は組体操の頂上に立つことになっていた。 人の山が一段一段組み上がっていく。 小学生が山と化して、人は息子だけになった。 息子は裸足のまま一段一段を踏み台にして、人の山を登って行く。 頂上に辿り着いた。 息子は立ちあがろうとした時、バラン