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月の満ち欠け(#妄想レビュー参加作品)

まあるいまあるいお月様
今宵は満月
優しく明るい光が君の横顔を照らす
僕は、吸い込まれるように、君の細い手をとる
手をつないで歩こう
いろんな話をしよう
どこまでも続く散歩道
ふたりで過ごせる幸せを、まあるい月が優しく照らす

ちょうど半分お月様
今宵は半月
あなたの声を聴きたくてドキドキしながら電話をするの
こんなに長く一緒にいても、不思議ね、少し緊張する
そんな私に気づかぬあたなは電話の向こうでおどけてる
つられて笑う私をお月様も笑ってみてる

カミソリみたいに細い月
今宵は新月
「もうすぐあえるね」
「どこにいこうか?」
画面の文字のやり取りも、そばに気持ちを感じるよ
また逢える日を指折り数えて
ふたりは同じ月をみている


この作品はミムコさんの企画に参加させていただいた作品です。

いつも素敵な企画をなさっていて文章を書くワクワク感を教えてもらっています。

企画の詳しい内容はこちら


そして、この詩は、みなとせはるさんの妄想レビューを読んで生まれました。こんなレビューを書いてもらえる恋ものがたりになったでしょうか。

そして、ことのはやんの妄想レビューを読んで、こんなふうに月明りの夜にしっとり読んでもらえたら、こんなにうれしいことはないと思って書きました。ことのはやんの妄想レビューはこちら

文章を書く楽しさを教えてくれてありがとう。

この企画に参加できて幸せです。

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