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新人文学賞について思うこと

 今年から新人文学賞(群像、文学界等)応募し出したから歴代の受賞作品作品を沢山読んだんだけど、レズビアンの苦悩を描いた「独り舞」とか在日韓国三世の生きづらさ書いてる「ジニのパズル」とかそういう作品が賞取ってるのを見ると、純文学においてマイノリティは武器なんだなと思ってしまう。そのうち代理出産で生まれてきてゲイカップルに性的虐待された子供とかが筆を取って作品を描いて賞を取りそうだなとか思ってる。ハンチバックが芥川賞取ったのもそう、結局マイノリティの悲痛な叫びには何にも勝てない。勿論構成や文章力も評価されているはずだけど、相当才能ない限り普通の人に文学賞は獲れなくなってきてるんじゃないかと思った。マイノリティ文学を評価しようという流れもまた世相を反映してるのだろうな。

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