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1番の夢だから、追いかけないロックンロール。

ロックスターってめちゃんこかっこいい。たぶん産まれた時に細胞で決まってる。僕にはその細胞はない。ただ、何かしら作る音楽には反響がある。でも音楽ばかり演ろうと思わない。ロックスターの細胞がないと何にも伝わらないのは分かってるから。好きなミュージシャンなら、何が言いたいんだろうとか考えるもんね。たぶんそんなこと気にもされない。深く考えて歌詞なんか書かないし、めんどうだから繰り返しにしちゃう。ただワードのチョイスには気をつけるようにしてる。なんて言いながら歌詞なんか考えるの1曲に30分もかけない。

変わった音楽を作ろうとか全く思わなくて、なんなら一般受けなキャッチーがいい。じゃないと自分のロックじゃない。奇をてらうのは若い時に英語の曲を作る時に意識したけど、今はする必要もないかな。楽器持ってジャン!って音が出たらそれはもうロック。スタジオで合わすだけで満足。発表するのも楽しいけどね。

いつも良い曲が出来たと思ってライブしても、ライブ中にしか得るものは無くて、終わったあとは何にもない。次はこうしようとか思わない。誰にも期待されてないし期待されたくもないし。スタジオでバカ話しながら練習してる時間が楽しい。ほんと楽しい。趣味はそれが醍醐味じゃないかな。ライブは段取りがあるから、半分仕事みたいになってしまうからね。

ロックスターでも9割はそういう努力に奔走したり悩んだりするのかもしれないな。そんなこと、社会人の僕らにはできない。

だからいいんよ。趣味で落ち着かせるのが。マイペースに。曲はたまーにフレーズが出てきてこれは曲にしたいって思うけど、ボイスメモにいっぱい残ってるな。ギターも別に上手くなりたくないし、弾き方をカッコよく見せる練習の方が楽しい。

僕にとって、ロックは演るより聴くもんなんだよな。でも、夢は何って聞かれたら、武道館でライブすることって1番に思うのは昔から変わらないよね。

おしまい。

ありがとうございました。

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