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いまの暮らしを勝ち取ったぶいちゅばの雑感

りのは今の暮らしを勝ち取る前に病院に保護(これがまたひっどいところではあったんですけど、この記事では割愛)されていたのですが、実は自分から入院したわけじゃなくて倒れて運ばれ(て転院し)たんです。
ちょっとこの記事にまとめていきたいと思います。

こんなフィクションめいた人生(のエピソード)持ちもいるということで、一つ。

なお、葛葉 ‪璃乃‬というぶいちゅばはフィクションであり、実際には存在しません。


りのは電子世界の魔女っ娘だよ!

まず前提

実は倒れる前、既に体調がヤバくて。

私と密に連絡を取っていた支援団体の相談員さんと最寄駅のオフィスでお会いする予定だったのですが、そこまで辿り着くのがやっとだったくらい。

というか、前日まで起き上がることすら無理でした。

当時、拒食症状が半年以上続いていて、その頃の私の体重は女性の美容体重を下回ってました。
その日、病院に収容されたのは17時を回ってましたが、当日それまでに口にできたのはインゼリー1つです。

それすらもう戻しそうでした。


そんな娘を見ても病院に連れて行こうとしないどころか、「‪璃乃‬は最近痩せて綺麗になったわね」ってフラッフラの私に言ったんだから、私の家族のダメさ加減が垣間見えると思います。

ちなみに、当時の私の体型を知るマネージャーさんは「細いというかやつれてる。この人にもうちょっと食べさせないとマジでしぬな」と思ったらしい。

さあ、入院(の為の作戦会議)だ!

支援団体の方と落ち合った後は「どうやったら入院できるか」って作戦会議をしてました。

家族が病院に連れて行こうとしないんだから、もう自分で無理やり入院という既成事実作るしかないよねっていうことで。


当時住んでいた自治体には精神科の緊急ダイヤルがあったので、それが通じる時間(指定時間にならないとかけられないタイプの電話口です)になったらそこに電話してすぐに入院させて欲しいって言おう。

そういう話になって、電話が苦手な私の為に大まかな台本作ってもらいました。


台本に書いてあった、私が電話口で説明すべきことは誇張も何もなかったんですが、かなりひどい状態でした。
その時りのは「ほえーん。こんな状態の人がこの世のどこかにいるんだなあ。可哀想に」などと思っていたのですが……。

Wake up,Rino.

いざ台本渡されて「おうち帰って上手くやってね」って言われて台本に目を通したら、事実として実感できちゃったんですよね。

「あ、これ私じゃん」て。

待って?
いまこの状態で家族のとこ帰るの?
んで、電話で立ち回らなきゃいけないの?
もし電話出来ても、私の安全が確保できるなんて誰にも保証できないよね?

あ、詰んだ。

その途端、脚に力入らなくなってペタンって座り込みました。

救急要請じゃオラアアアン!

意識こそあるものの、立てなくなったので現場は右往左往です。

「葛葉さん、もうダメだ。
救急車呼ぼう。
呼びます。
いいですね?!」

って、相談員さんがスマホ取り出しながら半ば強引に私に許可を取って救急沙汰になったんですが、誰が見ても明らかなくらい私のこの症状は精神由来で、救急隊の方が頭抱えたんですよ。

実は救急車では精神科に連れてけない!

実は日本では救急車で精神科に連れていくことができないんですね。
ので、内科に連れていくしかない。
でも内科的にどこも悪くない(搬送先の内科の検査結果も良好でした)ので、搬送先に困る。

世間的に新型が猛威をふるってる最中っていうのもありましたしね。

いやだ私は新聞沙汰になりたくない

救急隊の方は「内科しか連れて行けないけど、それでもいいんだね?」と確認を取りますが、私としては今すぐなんとかしないと、次の日には新聞の三面記事に私と、私の実家の面子が全員載るだろうくらいに切羽詰まってるわけです。


泣きながら訴えました。

(;ω;"ζ「お願いですから実家以外のところに連れてってください」

ないからねそんなもん!

あんまりにも切羽詰まった様子が見てとれたのか、救急隊の人もあちこちあたってくれて、病院に収容されたわけですが。

まあ、何が言いたいかっていうと、黄色い救急車なんてものは嘘なんですよ。

日本に精神科連れてってくれる救急車なんて存在しませんからね?!

あればどんなに良かったか!

(私の転院先の精神科はあかんくらいの地獄でしたが、それはまあさておいて)


拒食症とか、わりと生命に関わる精神の病気ありますし(かのカレン・カーペンターだって拒食症で亡くなってるくらいだしね!)、救急車で搬送しないまでも、精神科の救急外来がもっとあって欲しいなと思いました。

余談

これは完全に余談なのですが、他害の危険がない(つまり、自我や理性がある)精神科患者さんは精神科の緊急電話にかけても入院できないことが多いです。

なんで知ってるかって?
過去にあまりに切羽詰まってかけたことあるんですよ実は!!!!

余談02

そして、さらに余談ですが、某『い●ちの電話』にかけたこともあるりの氏、その日のうちに失踪事件起こしてます(未遂に終わってます)。


お願いだからあんな受け答えしないで。


私を担当してくれた人があまりにもダメダメだっただけだと信じたいです。

まとまらないまとめ

諸外国がどうなってるかまでは知りませんが、日本の人はとかく根性論に毒されすぎなので、頼むから精神病をもうちょっと重く見て欲しいなって身をもって感じました。

ってことで、今回の話はおしまい!
ご清聴ありがとうございました!

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