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「一つの掛け違いと配信ボタン(前編)」

2022年12月某日
 ライバーGQさん🌿が初めての「アーミー配信」を行う事になった。

 午後23時から行うとの予定。初めてという事で、普段は新規さんもいるので会話も控えている分、あれも話そう…これも話そうと色々と楽しみにしながら、メモを取りながら待機していた。当日はコスプレをするとのことでライバー本人も楽しみにしていたようだ。

 そして23時が過ぎても配信が始まらない、、
 ・・・少し遅れているのか?と思いしばらくまっていた。もしかしてアーミー配信に対して躊躇しているのかも、、と静観していた。

 そして23時23分ごろに、Twitterの方で
 「また今度にします。。」
 というツイートがくる。何か分からないまま一旦レスをする。心理的なショックが何かあったのかもと思い、
 「どうした?了解」
 と簡単に。

 そして別枠でリスナーをしているライバー本人を偶然見かける。この時点で真意はわからなかったが、敢えてあまり絡まないようにしていた。
 しばらくすると気持ちが少し落ち着いてきたのか、アーミー配信をつけてくれた。

 そしてそこで初めて知るのだが、実は23時からアーミー配信をしていて、誰も来なかったというのだ。
 「23時からやる」と告知していたにもかかわらず、30分ほどやってもだれも来ずに気持ちが折れてしまって配信を切ってしまったのこと。、、、という事は、自分がやきもきしていた時間にはライバーさんは悲しい思いをしてたという事になる。このことを想像すると非常に申し訳ない気持ちになってしまって何も弁明できなかった。

 掛け違いとはいえ申し訳ないことをしたと思っている。そこからは定刻になったら始まっていないかプロフィール画面でチェックするようになった。
 その日は、再びアーミー配信をしてくれ、事なきを得た。
 しかし、、ライバーに取っては「来てくれない」という事が最も不安なこと、そして我々リスナーにとっては配信が無くなるかもしれないという事がこんなに狼狽するものだとは、、と改めて気づかされた。急にいなくなる、、というのは二度経験しているが、やはりその気持ちはなってみないとわからない。

 それもあり、前々から一度ライバー側の立場に立ってみたほうが良いのでは無いかと思っており、ライバーGQさん🌿に謝ろうと思ったこともあり、自ら配信ボタンを付けようと考えてみた。 

(後編へ)


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