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Loving you forever


いま。改めて好きな曲がある。

MONKEY MAGIC/ Forever

このミュージック・ビデオを何度も何度も観ている。これ以上無いってくらい好きな映像だ。


この映像と音楽にふれると、ちょっと荒んだ心に爽やかな風が吹く。優しい空気に柔らかく抱きしめられ、心がホッと落ち着きを取り戻すのだ。
家に帰り着いた際にお母さんが「おかえり」とみせる笑顔に似ている。

どうしてそう思うのかはなんとなくわかっている。

小さな子どもたち、おじいちゃんおばあちゃん。
男女も、不自由を抱える人も関係なく。
助け、助けられる。互いを尊重し合う平等な世界。
上手いも下手も関係なくみんなが楽しく歌っている。わたしの望む理想の世界だからだ。

ありのままのひとりひとりが全身で音楽を感じて、歌って、踊って。喜びに満ちた表情をしている。

この作品こそが平和の象徴だと思う。
平和のそばには音楽がある。
平和のそばには笑顔がある。


ここ最近、何名かの友人の身近な方々が亡くなったり、病に伏せたりと衝撃を感じる出来事が多くあった。
当たり前にある日常が当たり前で無いことをヒシヒシと感じる。あまりに立て続けに知り、これはなにかの暗示なのではないかなとも思う。
いつだって、誰にでも起こり得る生老病死。その中で生きていることにまずありがとうという心を忘れずにいたい。そう強く思った。




この映像はコロナ禍になる前。
こんな風に手を繋いでみんなでくっついて歌えることが、なんて尊いことだったんだろうと改めて気付かされた。

画面が引いた際、一体何人の人がここに映っているのか分からないくらいビッシリと生命が並ぶ。そのどれもが喜びの笑顔でいっぱいだ。


何度みても涙が出る。

ここにいる人の数だけの人生があって、関わる人がいる。優しさや幸せ。反対に悲しみや悔し涙する日もあって、でもこうやって今日と明日をつなげていける身体をもっている。なんだか壮大な話だけど凄いことだと思うのだ。みんな尊い。みんな愛しい。


そう思うと苦しみを感じた今日のわたしも、自分でちゃんと認めてあげられる。有難い。モンキーマジックさん。すごい。

「ただ、ありがとう」も大好きで結婚式のエンドロールに使わせていただいた。おそらくこれからの未来も含めた、わたしの人生のテーマソング。

ありがとうの恩返しのために生きていく。
そのために必要なことなら、きっと必要な分だけ巡り合わせがあるだろう。
あんまり今詰めず。のんびり大きな目をもって明日も頑張ろうと思う。

今日も元気で、お疲れさま。
ゆっくり休もうね。ムリせずいこうね。

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