見出し画像

#20 反省はたくさん後悔はなし

書く習慣1ヶ月チャレンジ
DAY20【これまでで1番の後悔】


小さな後悔はもちろんある。

「あの人にあんなこと言わなければよかった〜」とか「なんて軽率なことしちゃったんだろう」とか。日々思うけれど、それは反省に近いかもしれない。

大きく後悔していることは正直そんなにない。

それはおそらく、何事も自分で選んで決断してきたからだと個人的見解は既にだしている。

不安定な音楽を勉強する大学や進路を選んだことも、どうしても分かり合えなかった人がいたことも、仕事を退職してひとりで働いていることも、この家族でいることも。

それらが全部なかったら今日の自分はいないのだと確信しているから、後悔は皆無だ。


でもあえてひとつだけ挙げるとするなら…
学生のときからもう少し本を信頼していればよかったと思う。

高校の図書室はクラスの人たちからの逃げ場で、静かで落ち着ける場所だった。自然と設定された自分のキャラを演じなければいけない教室はすごく窮屈でめんどくさかった。きっとそんなことだからいじめられたのだ。

逃げる。それだけのために図書室へ通っていた。

もちろん本は手にとっていたはず。それなのに自ら読みたいわけじゃないので、すっかりまるで覚えていない。どんな本を読んだかもその内容も…。

人生限られた時間の中で、すばらしい音楽や言葉に出会える時間はあとどれだけ残っているのだろう。
ちゃんと咀嚼して自分のものにするまでも時間はかかる。
ちょっともったいないことをしたなと思う。




タイムマシンがあるならわたしは未来へ行く。

きっと未来は明るいはずだ。何かを失うくらいなら過去は変えたくない。自分の今の持ち物や人生に感謝しているから。

夢みる未来に行く着ける術は、今の精一杯しかないのだと思っている。

人目を気にして好きなものを好き!と言えないなんて勿体ない。やりたいことがあるなら、とりあえずやってみたい。
頑張ってみた結果、失敗してしまっても反省は残るけど、挑戦しなかったら後悔は後悔でしかないのだ。

とにかく精一杯。そういう生き方をしている。

日々、家事をし続けて、できる限りの仕事をして、子育てにも葛藤して、休む時間にたいしても全力で確保しつつ、書いてみたり弾いてみたり読んでみたり…自分のためになると信じることへチャレンジしつづける。

たまに予定のない、家の片付いただら〜っとできる日中はなかなか貴重で至福のひと時だ。


後悔はない。

人にどう思われるかはわからないけど、わたしはわたしでよかったと思っている。
そして、いつかこの世とサヨナラする日がきてもそう思っていたい。


星野源「未来」

今日も生まれる未来

サビの何度も何度も…のところを聴くと、苦しさと悔しさと、でも諦めたくない明日を捨てられない歯痒さで胸がギュッと締めつけられる。

それでもやっぱり「今日も生まれる未来」に救われる。

そして「たったひとつだけを君は持っている」と最後のメッセージ。


わたしが持っているものはたったひとつのものは、なんだろう。ちょっとわかってる気もするのだけど、これはまだハッキリさせたくない。
答えあわせしながら明日も明後日も、大切に生きる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?