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8月23日は高田馬場AREAのワンマンで出会ったとあるヴィジュアル系バンドのお話

こんにちわ!!!(くそでかボイス)私のnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。筆者の凛音と申します。

最近ドラマレビューしか書いていなかったが、ふとバンギャ時代の思い出話でもたまには書こうかな。。

お時間があるときに読んでいただければ幸いです。



2006年 夏

好きなバンドも活休や解散が決まり、次はどのバンドに通おうかといつもの日課で※SHOXX(V系雑誌)を眺めていた。

※SHOXX・・ヴィジュアル系専門音楽雑誌
1997年~2016年(音楽専科社の自己破産の為現在は廃盤らしい)
『ヴィジュアル系』という言葉を定着させた雑誌

ふと目に留まった・・

UnsraWアンスロウというインパクトが強い見た目のバンドが目に留まった・・


※少しグロ注意!!※


UnsraWアンスロウ

雑誌見開きにドーーンと広告が載っていてそこにはこう書かれていた。

『無料ワンマン!高田馬場AREA!8月23日!』

※高田馬場AREA・・JR高田馬場駅から徒歩5分程の地下ライブハウス
オールスタンディング キャパはMAX400人
1997年~2021年 建物老朽化の為現在は閉館

ワイ『無料・・ワンマン・・』
(※無料で行われるワンマンライブ。無料と言っても別途ドリンク代(当時500円程)はかかる)

無料と言ってもチケットってどこで手に入るんだろう・・

(なになに※Derthtrap-IDの店頭、または高田馬場AREAのチケットインフォメーション・・ふむふむ)

※DeathtrapーIDとは・・
昔あった主にヴィジュアル系の衣装を作っていた会社?
一般(受注生産)にも販売していたのでバンドメンバー(ナイトメア等)と同じコスプレ衣装がオーダーできた。
原宿竹下通りを少し外れた通りに店舗があった。(今はない)

原宿で友達と会う用事があったのでチケットをもらいに店舗へ行った。
禍々しい雰囲気が漂う店内の奥からパンクの格好をした女性店員さんが出てきてチケットの束から1枚チケットを受け取った。

8月23日ーー

いつも私は事前に知らないバンドのライブへ行くとき、少しでも知っている曲がないと落ち着かないので数曲聞いて予習をするのだが、デビュー前との事で音源がない・・当時Youtubeの動画なんてものもないから全くの無知でライブ会場へ向かった。

まだ無名なバンドだし、他の対バン(※複数のバンドが出ているライブ)に出ていてもシークレットゲスト枠の出演だったからあまり客はいないだろう・・と思って中に入ったら超満員。

えっ‥もうこんなにファンがいるの!?と戸惑っていたら

『ジャーーーーーーン』と音がして幕が開いた。

出てきた瞬間血糊を吐き、バリトンシャウトを巻き散らかすボーカルの勇企ゆうき氏。
強面なメンバーの中で笑顔がかわいい印象だけど、力強いドラムを叩くしょうさん。
のちに※本命麺(一番の推し)となる上手かみてギターのらいさん。
他のメンバーより背が低く童顔ながらも妖艶なパフォーマンスをする下手しもてギターのてつさん。
不思議な動きを見せながらライブハウス中に響くベースをかき鳴らすベースのじゅんさん

見た瞬間
『なんだこのバンドは・・かっこいい・・かっこよすぎる・・』

最初の1曲で心を奪われた私はライブ中に前方へ行き、知らない曲ばかりだったはずなのに暴れ倒していた。

ライブ終了後
『本日CD発売を行います!購入者にはサイン入りポスターをプレゼントします!!』

速攻レジに並んだ私は無事にCDをゲットし、サイン入りポスターもちゃっかりもらい、部屋に速攻貼った。

持って帰った※フライヤー(バンドのライブスケジュールが書いてあるチラシ)とにらめっこをし、次に※参戦(ライブに行く)できるライブのスケジュールを考えていた。

近かったライブスケジュールは新宿HORIDAYと高田馬場AREA・・バイトのシフトを確認しながらチケットを速攻買いに行った。

新宿HOLIDAY・・
新宿の歌舞伎町ど真ん中にあるライブハウス(現在も営業中)
当時『ホストクラブ愛本店』の下にあり、ライブ帰りの道中はホストのキャッチに悩まされた。

意気揚々と対バンが行われるライブハウスに着いて驚いた・・

『ワンマンライブではあんなにもお客さんがいたのに!こんなにも人がいないなんて!!!』

そう・・あれはみんな“無料”だったから満員だったわけで、お金を払ってまで見に行く人はほんの一握りだった・・

多分私を含め、UnsraW目当てで来てる人は10人くらいだったかな??

この時私は影で彼らを支えるファンになりたいと思い常連じょうれんになろうと決意した。

※当時常連の定義がイマイチわからなかったんだけどバンドの為に全通する(開催されるライブを全部行く)ファンみたいな・・どこまでが常連でどこまでが常連じゃないのかピンと来なかったが一応常連という事にさせてほしい。

毎週のように新宿HOLIDAYと高田馬場AREAを中心に都内のライブハウスを通う日々。

だいたい対バンライブに行くと出演しているバンドが被るため、その当時に活躍していたインディーズバンドは大体把握していた。(なぜか曲も振り付けも知っていた)

時には大阪まで行き、名古屋へ行き、少しでも安い夜行バスでトンボ帰りする。

そして月日が流れ・・活動休止があったり、(その期間中に二次元オタクとなった)本命麺(礼さん)が脱退し、上手ギターとベースの人が変わったり、いろいろあった。

そしてバンギャが嫌いな言葉№1

『~大事なお知らせ~』

サイトに書いてあった言葉は『解散』の2文字。

とうとうこの時が来たのか・・と私は一大決心していた。

『バンギャをあがろう』(※ヴィジュアル系バンドの追っかけをやめること)

その時はとうに二次元オタクとなり果て、二次元にどっぷりハマっており、週末もコスプレだのなんだので大忙しだった。

ライブに行ってないから知らないバンドも多いし、新しく好きなバンドも居ないし、通っていたバンドはほとんど解散か活休だし・・

この際もうすっぱりバンギャはやめて二次元オタクに専念しよう。

そう心に決めていた。

2012年6月23日。

場所は池袋EGDE・・・

解散と聞きつけてたくさんの人が集まっていた。

昔ライブハウスでお見かけしたバンギャさんが久々に来ていたり、なんだが懐かしい気持ちになったのを今でも覚えている。

活動休止期間もあったが6年間全力で応援したバンドがこうして終わりを告げるとなると寂しさよりも“ありがとう”という気持ちのほうが大きくなり涙があふれ出た。

あれからもう十数年経っているが、8月23日はUnsraW記念日としてライブを行ってきていたので今でも毎年8月になるとなんとなく思い出す・・

こうしてnoteに日々感謝しながら昔の思い出を綴るのでした。

ここでこんなバンドでした紹介

私が惚れたUnsraWの曲PV。シャウトでほぼ何言っているのかわからないと言われたらお終いだがそこがいい。

exUnsraW Vo勇企さんが運営しているチャンネルより
え・・最近ライブしていたの・・嘘やん(行きたかった)

このライブ絶対客としているわ・・

ちなみに

この映画にほんの一瞬だけ映るバンドがあるんですけど、それがUnsraWさんなんですよね(見たけど本当に一瞬だったww)
当時高田馬場でライブだったんだけど始まる直前スタッフさんから『カメラが回るけど気にしないで暴れてね』と言われれて後日、本人たちのブログで知った。
私も多分すこーーーしだけ映っているかもしれないので探してね☆(無理)


まだ音楽シーンで活動しているメンバー
Vo勇企氏 Twitter Youtube チャンネル
2代目メンバー Ba ジンさん Twitter
初代メンバー Ba 准さん Twitter
Drum 匠さん Twitter ←たぶんそう
※哲さん、礼さん、まどかさん(2代目メンバー)は消息不明です。音楽シーンでまだご活躍していたら教えていただければ幸いです(´;ω;`)(多分バンドはやめて一般人として生活しているのかと思われます)


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