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自分の作品のゆくえ

今日の話は、少々重い話かも知れません。ご了承ください。

私が2021年に入院した時知り合った、当時高校生だったAちゃんと絵で意気投合し、いまもたまにLINEしたり、デザフェスで会ったりしています。展示会にも行きます。

彼女には退院祝いに、娘の似顔絵を描いてもらいました(防犯上の関係で画像はなし)彼女はあの当時で、本当に高校生かと思うほど絵が上手く、曰くプロになる気はないそうですが、その気になれば食べていけます。

その彼女がSNSで、絵を人にあげるのが怖いと記していました。なんでも人間関係でトラブルになり、絵を捨てられたからだと。
卒業文集の表紙イラストも描いたそうですが、学校に飾ってもらえないか打診したところ「くれるなら飾るよ」という慇懃無礼な返事があったとかで。彼女は「くれるならってなんですか。」と。そりゃそうです。そんな雑に扱われるぐらいなら自分で持ちますよというお話です。私だって嫌ですよ、そんな風に言われるの。

私、Aちゃんの言うことが物凄くよくわかるのです。私だって自分の作品がどんなに拙いものであろうと、雑に扱われるのは嫌です。
この話はあまりしたくなかったですが、私は小4から中2にかけて、自殺を考えるほどの凄まじいいじめに遭っていました。私は算数、理科などは苦手でしたが、国語、英語、美術の成績は極めてよく、小2のときは夏休みの作文が区のカレンダーに載ったこともありました。

中学にあがると、百人一首大会なるものが毎冬あり(うちの中学は)そのポスターを毎回描かされていました。担任が、私が絵が達者だということを知っていたので、毎年描いていて、美術教師も「あ、これだ、やっぱり違う」と認めるほどで、やはりポスターは毎回、学年で賞を獲っていました。

中2(いじめが一番ピークでひどかったとき)の冬、やはり賞を獲ったポスターが、翌日、破かれ、踏まれ、ひどい有様で私のもとに返ってきたことがありました。以後、トラウマになり、心底信頼できる人でなければ、絵をプレゼントすることはしないと決めています。どうしてもだったら、申し訳ないですがSKIMAやココナラ、メルカリ等でオーダーしてくださいという話です。(mixiで、マイミクさんたちは信頼していますので、リクエストがあればいつでも描きますが)あとは仲良くしているリアルの友達ですね。

あとやはり、同人でですが、ある方に原稿を失くされ、以来、そういう管理がきちんとできるしっかりした大人の方でなければ寄稿はしません(6年前に、若林くんのアンソロジーに寄稿させていただきましたが、その主催様はとてもしっかり計画を立てて、執筆陣たちとも密に連絡を取り、確認も怠らない姿勢を最後まで貫いたから信用しました)

ちなみに、原稿を失くした方は、こういうやり方はしたくなかったですが、訴訟を起こします。(※結婚して住所苗字が変わったから内容証明送れないと思っているそこの貴方!訴訟を起こすということなら、役所で住民票を取って、現住所が割れるのです!詳しくは最寄りの弁護士、司法書士に聞こう!)お金じゃなく、失くした方の誠意がまるで見えないからです。20年経った今でもイライラします。けじめをつけてすっきりしたいからです。(失くしました、じゃないでしょうよ…)

そういうこともあって、私も自分の作品が自分の知らないところで鍋敷きにされていても、それがもしお金をやり取りした上でそうされているなら私は何も文句は言えませんが、無償で描いてとか、そしてそれを破かれる、失くされるとか、ありえないでしょ。

私の元友人であった花(仮名)も、年賀状に、私の年賀を「破いちゃおうかな~」と書いてあったことがあり、花は常識がないんだなと思ったことがありました。縁切っておいて良かったです。こういう非常識な人から学べることは何もありませんからね。

という訳で、仮にも絵描きの端くれとして、自分の作品を可愛がってくれる人のところへお嫁にいって欲しいなというお話でした。


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りんな
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