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たどる

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わたしの軌跡をまとめています。
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2021年8月の記事一覧

愛する道のり

愛することができないのは、愛されたと感じたことがないから。 愛されていないと感じるのは、愛を感じられないから。 愛を感じられないのは、信じられないから。 信じられないのは、自分を信じられないから。 自分を信じられないのは、自分がわからないから。 自分はよくわからない。自分は一つではないから。 でも、どんな自分も自分だとわかると、 自分のことを信じられるようになる。 自分を信じられると、他人を信じられるようになる。 他人を信じられるようになると、愛を感じられる

自分を縛りつけていたものは、自分。

私は過去、火星人でした。 火星人になりたくてなりました。 なぜなら、 地球に存在する人間として、 自分は相応しくないと思ったからです。 周りの人が笑うことの何が面白いのかがわからない。 「楽しい」と口にするその感情の源がわからない。 周りにいる人たちが、皆同じ目的で同じ方向を見ている中に自分もいる時、 キューっと自分がどんどん小さくなって、何も考えられなくなってしまう。 また、人間の顔についている目、鼻、口といったものが、 ただの生命存続のための器官だと思った瞬

ありがとう、イタリアのみんな

1年弱過ごしたイタリアから帰国する数日前に書いていたことが、今の私の原点だと思っている。 * * * 明後日フィレンツェを発って日本に帰る。 一言で言えるのは、日本を出て、イタリアに来て良かったということ。 一生の中で、この一年は間違いなく例外的な一年になるのではないかなぁと思っている。 うん、なるだろうな。 イタリアの日常会話でよくcome vuoi、つまり、あなたのしたいようにって言われたし、言ってるのもよく聞いたけど、 私にとっては、より身近にある

今私が、ヒステリーを起こす子のためにできること

私は、成長の過程でヒステリーを起こすことがあった。 ヒステリーとは・・・ 今回は、そんな自分を振り返り、今の自分ならどうするかを考えてみた。 1.ヒステリー女になる時 ヒステリーになるのは必ず家の中で、小学生のころが一番頻繁だったように思う。 大きくなるにつれ減ったが、最後は二十歳の時だった。 『ヒステリー』という言葉が、私は好きではない。 私が自分でも訳が分からなくなるほどに怒り狂って叫ぶ時、母は「やかましいっ!ヒステリー女!」と言った。 そういう母が、私は憎