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大正9年発表。この詩は、野口雨情が可愛がっていた親戚の子が、急病で亡くなってしまったことを受けて作られたと、広く知られています。 楽譜には「ゆかいに」と書いてあり、曲調も軽快でありますが、歌うたびに言葉の中に哀しさを感じます。その感情が音楽とは独立したものであるようで、それは、人の死への向き合い方を教えてくれるようにも感じられます。 一つの言葉の中に、何が隠れているかを探ること。 一つの言葉の中に、どんな思いを乗せたいのか。 一つの言葉を、どのように表現するのか。 自分
今回は『ぞうさん』です。昭和28年発表。 使用している楽譜によると、作詞をしたまど・みちをさんは、長男を連れて上野動物園を訪れ、まだそこにはいなかった象の話を聞かせているうちに、この詩が浮かんだそうです。 詩を読むと、象を見ている人間の親子の会話のようにも考えられれば、人間の言葉に象の子どもが応えるようにも取れます。 短い曲ですが、温かく、やさしさと親しみを感じる曲ですね😊 作曲家の團 伊玖磨さんは、「おつかいありさん」や「やぎさんゆうびん」等、数多くの童謡を手掛けて
台風一過ですっきりと晴れていますね。 ※ 「台風」をテーマに詩を作って、イメージを描きました。 ① たいふうって しってるかい? じつは とっても うたがすき びゅーん びゅん びゅーん びゅん と うたうもんだから こっちは そとでりゃ とばされる あ~ とばされる! でも よく きくと きこえる たいふうの こえ ② たいふうって しってるかい? じつは とっても なきむしで えーん えん えーん えん と なくもんだから こっちは そとでりゃ ずぶぬ