マガジンのカバー画像

おもう

39
考えていることや思いをまとめています。
運営しているクリエイター

#ありがとう

自分を大切にするように、自分の作ったものを大切にする。

何かを作る経験を、みなさんもしたことがあると思います。 絵を描いたり、ブロックで遊んだり、料理や裁縫をしたり、詩を作ったり短歌や川柳を詠んだり。。 子どもは、自分が描いたり作ったりしたものを、とても素直に誇ります。 「できたー」 「先生みてよー」 「すごいでしょ」と。  そして作ったものを大切にとっておこうとしたり、持ち帰ろうとしたり、プレゼントしようしたりと考える。   誰かに教えられたという行動ではなく、本能的な思考。  その姿は輝かしくて、美しい眼をしていま

イタリアで作ったひとつの歌

記憶にある中で、私が自分の曲を奏でてみようと試みたのは、小学校の低学年の時だ。 ピアノの練習を一通り終え、その延長でテキトーに鍵盤を鳴らす。 それはまだ和音も調性もちぐはぐな即興音楽だったように思う。 一つ鳴らした音から、次に鳴らす音を考えるのが楽しく、そして一度奏でたものはすぐに忘れ、常に新しい気持ちで新しい音を作る感覚。 イタリアに留学し、そこで経験したのは言葉の壁であったが、外国語の壁というよりは、感情と言葉の間にある壁。 この「ありがとう」という気持ちを、g

得体の知れない感情との対峙

何かがあったというわけではないけど、 とても悲しい気持ちになる。 俗に言う「疲れ」だろうか。 生きていると、 どこかで行き詰まったように感じる瞬間がある。 自信がないとか、 上手くいかないとか、 先がわからないとか、 そういったものではなく、 ただ呆然として 足元が見えない。 私は存在してるのだろうか。 そんな感じ。 信じるところを信じて、 大切なことを大切にする。 やりたいことのために進む。 そのやりたいことを明確にする。 こつこつと頑張る

そのままの自分でいること

茨木のり子の詩が好きだ。 図書館でふと手にした「ポケット詩集」。 その一篇に『 汲む ー Y. Y に ー 』があった。 (上記 詩より 一部抜粋) 初々しさが大切なの 人に対しても世の中に対しても 人を人と思わなくなった時 堕落がはじまるのね (中略) 大人になってもどぎまぎしたっていいんだな 変に恰好つけなくていい。 不恰好でも、 その人らしさがあれば 伝わるものがある。 大切なことを守り続ける。 それで十分だということ。 『 いつまでも大

人の良いところを見つけよう

生きていると、いろいろな人と出逢います。 馬の合う人もいれば、 苦手だなと思ってしまう人もいるかもしれません。 でも、わたしは「苦手」という言葉で その人との関係を閉じてしまうのは、 損かもしれないと思っています。 だから、少しずつ歩み寄ろうと思っています。 歩み寄るために必要なことは、 人の良いところを見つけること。 人の良いところを見つけるのは 楽しくて、嬉しくて、 気がつくと、笑顔が生まれています。 何でもいいのです。 ほんの小さなところでもい