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楽譜を読み取り!無料楽譜OCRソフト「Audiveris」

楽譜版OCRともいえる、楽譜を読み込んでMIDIファイルやほかの楽譜制作ソフトで読み込めるようにする技術をOMR(Optical Music Recognition)といいます。

いくつかソフトがあるのですが、現状ちゃんと無料で使えるものは Audiveris だけじゃないかと思います。SharpEye2も1か月無料で使えますが、Audiverisになれるともう戻れないです。

どういう時に使うの、と思いますが、初見苦手な人とかは読み取ってMuseScoreに読み込ませて再生して音を確認してみたり、読みにくい楽譜を明瞭にしたり、移調譜を作りたいときなど、色々用途はあるかと思います。

若干インストール方法が煩雑なので、プログラム等に詳しくない人は若干躓きやすいと思いますが、気合で頑張りましょう…!

JREのインストール

Audiveris を使用するには JRE(Java Runtime Environment)をインストールしておく必要があります。公式の JRE は無償での商用利用はNGになったので注意しましょう。(AdoptOpenJDKなどのフリーのJAVA環境などを使いましょう)

AdoptOpenJDK : https://adoptopenjdk.net/index.html 
こちらの、「Other Platform」の中にJREがあります。x64 の msi ファイルを見つけてインストールします。インストールの際、JAVA_HOMEの設定を忘れずにしておきましょう。古い設定が残っている場合は一度削除する必要がありますので、こちら等を参考にJAVA_HOMEを消しておきましょう。

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これで案内に従いインストールし、一度再起動します。
(環境変数の反映のため、再起動しないとAudiverisが起動しません)

Audiverisのインストール

以下より、案内に従ってインストールします。
インストール後、スタートメニューから起動できます。

公式の説明書はこちら
インストーラー置き場はこちら

使用デモ

Audiveris で譜面をスキャンしたのち、MuseScoreで読み込ませて再生してみました。

細部の音のミス、一部がタイになってしまう、長休符が1小節になってしまうなどの問題はありますが大まかには問題なさそうです。複雑な楽譜や解像度の低い楽譜になると読み取りミスが多いで、ここまでうまくいくことは少ないかと思います。

Audiveris の使用感もバージョンが変わると変わっているので、旧バージョンのほうが読み取りやすいこともありそうです。

以上、いかがでしたでしょうか?
ではでは、このあたりで。

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