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本づくりの道のり#03 ページ構成

前回、本つくりの「#01企画」「#02本の構成」をお伝えしました。


前回もお話した本つくりのプロセスの中で、今回は「ページ構成」についてお話します。

・企画書を作る
・出版社を決める
・出版社に企画書を出す
・制作見積もりを出す(編集さん)
・出版社の企画会議にかけてもらう
・企画会議が通ったら正式にGOサインが出る
・本の構成を作る
・ページ構成を作る
・デザイナー、イラストレーター、カメラマンを決める
・制作(デザイン、執筆、撮影、編集)
・タイトル・価格決定
・校正
・装丁デザイン

ページ構成のラフを描く

本の目次などが決まったら、各ページがどういう構成にするか・・を考えていきます。私はここで、いわゆる、ラフというものを書きます。一つ一つの項目に写真を入れるのか、イラストを入れるのか、文字量をどれくらい入れるのか、そのページをどう表現するかを考えます。

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↑こんな風に、手書きで各ページのイメージを書きます。
こんな↓ページを想像しながら。

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担当編集さんがラフをざっくりラフを描いてくれることもあります。もちろん、文字メインの本の場合、ここまでラフを描かないと思います。他の方がどんな風にされているかわかりませんが、この段階では著者が何をどれだけ書きたいと思っているか、そこまでわからないと思うので、編集さんはこの段階でラフそのものを描かないこともあるのかもしれません。
私の本の場合は、図版も多く入れたいのでイメージを確認したいし、自分のためにこの段階で一度描きます。時には全ページのラフを描くこともあります。私の今までの本はほとんどが盛り盛りなのでテンプレート化が難しく、1ページ1ページ唸りながら描きます。
撮影の前に、編集さんがきっちりラフを描いてくれて、最終的には作っているうちに全然違うことになることも多々あります。

イラストか写真か、図版のイメージ

今まで出版した19冊の中で、何かの作り方やレシピなどをイラストにしたものはたくさんありますが、メインにイラストを使ったのは1冊のみ。

「きもの着せかえ遊び」という本で、紙の着せかえ人形をおまけに付けたので、イラストがメイン+写真にしました。

写真にするか、イラストにするのかで、本のイメージが全然違ってくるので図版は大切です。イラストエッセイの場合などはいいと思うのですが、そのイラストのテイスト=本のイメージになってしまうので、イラストを選ぶのも難しく、基本、私は写真にしています。またその図版の分量で、その本をフルカラーで作るのか、カラー+白黒ページとするのか決まってきます。

さらにページ構成を考える時に写真の大きさも考えます。同じ大きさばかり並べば単調になってしまいます。上の写真はまさに左ページは小さな切り抜きを複数、右ページは1枚の大きな写真になっていますが、大小の写真を配置してメリハリを付けたりします。

先ほど、私の本はテンプレート化が難しいと書きましたが、私の本の中で唯一、テンプレート化した本があります。

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この本の時は1項目2ページ、左が写真、右が文章(上が英語、下が日本語)というシンプルな構成の本が作りたくて(実はこういう作り、念願でした)、最初からテンプレート化しようと思っていました。

現在進行形の本つくり

さて、現在進行中の本の「ページ構成」についてです。

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今回の本のページ構成も書きましたが、あまりパターンを決めこまず、かと言ってバラバラにもせず、1項目につきページ数を変えて、数パターン作ることにしたので、編集さんにお任せすることにしました。原稿をあげて、その都度、編集さんがラフを描いてくれます。現在、ひたすら原稿執筆を地味に続けています。

次回は「デザイナー、イラストレーター、カメラマンを決める」時のお話をしたいと思います。


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