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両親のお墓参りへ。

彼氏さんと一緒に私の亡き両親のお墓参りへ行って来ました。

私がまだ小さかった頃(母が存命中)に、一緒にお墓参りに行った際に母から「ここのお墓なら、桜の季節には満開の桜が見れるわね」と喜んでいたのを覚えている。が、現状はと言うと、山を切り崩して新規のお墓の増設が著しい。母の願いは増設前の僅かな期間でしか無かったのが残念でならない…。

父も母亡き後、私を含めた子供達3人を育て上げ、各々家庭を持ったのに安心したのか、携帯を持たない父に連絡を取る為、私が実家に連絡をしても出なかった…胸騒ぎを感じた私は、翌日が日曜日だったか記憶には無いが、当時の旦那に実家への車出しを要請、直ぐ様実家へと急いだ。そして玄関の鍵を開け、2階の父の寝室へと階段を登り、目にしたのは、布団の中で眠った様な安らかな表情の父の亡骸だった…。

ショックで呆然としていた私を元旦那が「兄弟や親戚に連絡しないと」と背中を押してくれたので、何とか連絡をし、兄夫婦、弟夫婦、大和市在住の従姉と母の姉が駆け付けてくれた。以降の記憶は私には無い……。唯一覚えているのは、兄が私達姉弟に相談も無く勝手家具ごと不動産屋に実家を売り払ってしまい、既に現金を受け取っていたことだ。従姉から「何? たったこれだけ?」と言われる程度の金額。
横浜市の某所ではあるが、地下鉄も走り、バスの便も良い。たった3桁の金額では従姉が激怒するのは当たり前な話だ、しかも家具付きなんだから。

その3桁を兄、私、弟で3等分をし、各々3桁の分配金となった。その実家跡地も既に新興住宅地と化しており、見る影も無い。実家のあった場所すら既に判らない程、区画整理もされてしまったので、私の記憶にしか実家での思い出は無い。彼氏さんに見せてあげたかったのが悔いが残る……。

私の実家お墓参りが終わり、彼氏さんの母方お墓参りへと移動。彼氏さん母方のお墓は東海地方の山にある為、クルマで行っても片道3時間コースとなる。私が免許を持っていれば代われるのだが、過去の交通事故により「症候性てんかん持ち(今現在は、てんかん発作は無いし、スパイク脳波も無いと、検査入院した病院の主治医から言われた)」のがある為、現在進行形でクルマの免許は取るなと彼氏さんから厳しく言われているので変わりたくても変われないのがツラい(泣)

彼氏さんの母方お墓参りも山登りがある為、最初は徒歩で登ったが、私の腰痛が酷くなった為にクルマで登ってくれた(感謝)。
伯母さんのお墓参り、そして山をクルマで降りてから母方の祖父母のお墓参りを済ませた。私は余り詳しくは無いが、彼氏さんの祖父は第二次世界大戦の際にサイパン島での戦死だとのこと。
いつか彼氏さんと一緒にサイパン島へ慰霊の旅に行きたいと話している。

叶うと良いな(^^)