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猫の腎臓病【便秘編】

高齢の猫というのは便秘になりやすいです。年齢によって、お腹の筋力が弱まって、踏ん張る力が弱まっているから、スルッと出せなくなるのです。

加えて、腎臓病の療養食というのは便秘になりやすいそうです。

猫の便秘というのは、巨大結腸症などの病気につながり、命の危険にも関わることなので、常に気をつけてあげたいことです。

フード、サプリメント、オリーブオイル、無塩バター、お腹マッサージ、などなど、いろんな対策があります。その子にあった対策を探してあげたいところです。

うちのAちゃんに一番効果があったのは、
ロイヤルカナン、消化器サポート(可溶性繊維)のフードです。
★消化器サポートフードは便秘用と下痢用があるのでお気をつけください★

とにかく、良いうんちがスルッと毎日出ます。食べ過ぎたからって下痢にもなりません。ちょうど良いうんちがスルッとでます。

ただ、唯一の難点は、フードなので、猫あるあるですが、飽きてしまうことです。そのため、Aちゃんはフードを粉々にしてからぬるま湯で溶いて、シリンジで飲ませています。
シリンジでの給餌は、窒息などの危険もあるので、ゆっくり少しずつあげましょう。


次に、サプリメントとして続けているのは、こちら。ベンスルーです。

いろんなサプリメントがありますが、Aちゃんはこれを飲んでいると、うんちがカチカチにならない気がします。これは、粉状で、エサにかけてあげてもいいのですが、Aちゃんはかけるとエサを食べなくなるので、こちらもぬるま湯で溶いてシリンジであげています。ぬるま湯に溶くと、真緑のスライスみたいになるので最初ちょっと驚きましたが、効果はありそうです。

あと、これはうんちがカチカチになって、出たいけど出ない、という場合の対策ですが、Aちゃんが過去に一度その状態になったとき、肛門のまわりに綿棒で優しくオリーブオイル(無塩無添加)を塗ってあげました。すると、滑りが良くなって、出ました。肛門の中に綿棒を入れるのは、危険なのでやめましょう。

猫の便秘、気をつけてあげたいですね。
どんな対策をしても出ないときは、必ず動物病院に相談しましょう(^^)






もし、してくださる方がいましたら、ありがとうございます。サポートは猫の病院費用に使わせていただきます。