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雑記:つれづれなるままに、その日暮らし

私は今働いていない。専業主婦だ。家事全般が苦手なので、専業主婦と名乗るのは烏滸がましいかもしれない。「おこがましい」って、烏滸がましいって書くんですね。初めて知りました。

だから、私は専業主婦というより、無職です。無職主婦です。その日暮らし主婦です。

無論、私はバリバリ働いていた頃からその日暮らしでした。「明日は明日の風が吹く」と「一寸先は闇」が座右の銘なのです。絶望感に涙が止まらない日も、のらりくらりとほのぼのした日も、私はいつもその日暮らし。

それで、今は猫の世話をして過ごしているんですけど、猫がもう17歳で、腎臓病があるので、エサの管理や薬の管理が必要なんですね。私の日々はほぼ猫の体調によって左右されています。だから、猫世話主婦ですね。

薬を飲んで猫は毎日落ち着いて過ごせているので、もしものときに備えているだけで、基本的に私は暇ということになります。

だから、小説を書く時間があるんですね。これは、ありがたいことです。学生の頃や、バリバリ働いていた頃は、小説を書くどころが、読書すら好きなようにはできませんでしたから、今こうして思う存分書く時間があるというのは、贅沢なことです。

贅沢というのは、好きなことを好きなようにできるということなのですね。もちろん、その中で他人様に迷惑をかけないというのは、当たり前ですけど。

世の中の状況がなかなか好転せず、私は「私が具合悪くなったら猫の世話をどうするんだ!」という意識のもと、けっこう神経質にステイホームしているほうなのですが、インドアでも楽しめる趣味があって良かったなあ、と思うのです。

とはいえ、やはり友達に会う時間も私にとっては大切な時間だったのだな、と、会えなくなってから実感するのです。友達はみんな子育て世代。子だくさんママや、最近赤ちゃんが生まれた友達もいて、かつては、会うときは子供たちがどんなに騒いでもまわりに迷惑をかけないから、という理由でカラオケボックスを使っていたのですが、今はそれもできません。

早く世の中が落ち着いて、友達の子供たちがカラオケボックスでギャーギャー騒ぐ中、ゆっくり友達とおしゃべりしながら、お茶でも飲みたいものです。

今はとりあえずその日暮らし主婦。猫が穏やかに過ごせることに日々つとめながら、のんびり小説を書きたいところです。


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