中山祐次郎先生とお食事させていただきました!
昨日は、作家の中山祐次郎先生とお食事させていただきました!お互いの編集者さんも一緒にお会いできました!
拙著『ナースの卯月に視えるもの』の5刷の帯を書いていただいたご縁で、今度ぜひお食事でも、というお話をいただいていましたが、本当にお会いできるとは!大変光栄でした!
中山先生は、みなさまご存知のとおり、『泣くな研修医』シリーズがベストセラーで、ドラマ化もされており、医療小説&シリーズものの大大大先輩であります。そして、現役外科医としてなんと週5フルタイムで働かれており、手術をし、新書や医療の教科書も執筆したり、講演会をなさったり、とても難しい外科の資格をおとりになったり、そして育児もしっかりなさるという、タフで向上心のかたまりのような、超人的な方です!
恐ろしいくらいすごい人だよな……と思っていたのですが、実際にお会いすると、私のような新人にもとても優しく気さくに接してくださり、お話もとてもおもしろく、タフで仕事ができて人柄もいい人っていらっしゃるんだな……と尊敬しました✨
私自身、もともと本はもちろん拝読しておりましたが、『卯月』を書くにあたり改めて読み返させていただき、医療現場のリアルを書く部分と、人間の情緒的な文章の書き方など、勉強させていただいておりました。
一番最近お出しになったエッセイ『医者の父が息子に綴る人生の扉をひらく鍵』は、医療者に限らず、そして子供がいるいないに限らず、よりよく生きるうえでの金言、生きやすくなるヒントがたくさん書かれており、とってもおすすめです!
シリーズものを続けるコツや、医療について思うこと、どんなときに小説の設定が思い浮かぶか、外科医をやりながらどうやって書いているのか、誰かに嫉妬することはあるか……など、非常に興味深いお話がたくさんできました!勉強になることも多く、有意義な時間でした✨
どうやって設定を考えるのか?というお話のときに、私は「アドベントネタ集め」という、一日にひとつどんな些細な言葉ひとつでもいいから小説のネタになりそうなものを集める、ということをしたことがあるとお話させていただきました。そのときのひとつ、資材置き場みたいなところにあった古いバッテリー?を見て「発電少女」という言葉が浮かび、それだけをネタ帳にメモをして、のちにそこから作った話が下記「雷」です。短いショートストーリーですが、ご興味のある方、お読みいただけると嬉しいです✨
まさか、自分が中山祐次郎先生とお食事をする日がくるとは……最近何度も言ってる気がしますが、人生ってほんとに何が起こるかわかりませんね。
素晴らしい時間をありがとうございました!これからも、よろしくお願いします✨
おもしろいと思っていただけましたら、サポートしていただけると、ますますやる気が出ます!