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日記:何でもない日記

今月はnoteの更新が少ないのよね。
その理由は、長編を書いているからだよ。なんか、暗くて重いの。気持ちがじくじくしながら書いてる。けど、ずっと書きたいテーマではあったし、今書かなくてもいつか必ず書くことだろうって思うから、今書けるなら書こうと思って書いてる。
ひとつ、完成している長編はあって、それは保留している。保留っていうか、一応完成しているんだけど、少し寝かせてから見直す予定。それを寝かせている間に次の長編を書き始めたんだけど、テーマがなかなか決まらなくて、書いてはやめて書いてはやめて、みたいな感じだったの。今月は。SFミステリみたいなのに挑戦してみて無理~ってなったし、特殊設定ミステリに挑戦してみて無理~ってなったし。なんでミステリみたいなのばっかり挑戦していたかっていうと、一応の目安にしていた応募先の好まれる題材を選んでいたからなのね。けど、ちょっと厳しいなってなって、結局目安にする応募先をかえることにした。そしたら、今書き始めた長編のテーマで書けるかも?ってなったから、やっぱり応募先の考慮も大事ね。あんまり応募先の傾向と対策はしないんだけど、カテゴリーエラーは嫌だから、やっぱり大事よね。

寝かせている長編は、医療系のSFだけど、扱うテーマが重いから、好みがわかれるんだろうな、と思っている。最近、何かの文学賞の講評を読んでいたときに、重いテーマを扱うときは「考えて考えて、それでもそれしかないときに扱うもの」って書かれていて、はっとしたよね。「読者にはその当事者もいる可能性があるわけで、けっして容易に取り上げていい問題ではないし、覚悟をもって書くべし」みたいなね。当たり前なんだけど、ちょっと背筋が伸びたよね。意識していたはずなんだけど、あらためて言われると「考えて考えて、それでもそれしかないとき」としてちゃんと書いているかな、って。でも、私の中ではけっして安直な理由でそのことを書いているわけではないし、それは小説の中で証明するしかないんだけど、ちゃんと向き合った結果書いたものです、という作品になっていたらいいな、と思う。

あと、ショートショートを少しだけ公募に出した。noteの更新が減った理由のひとつに、すごく短いショートショートへの公募をやめたってのもあるかも。出すものが減るということは、落ちてくる作品も減るってことで、ここでお読みいただく作品も減るってことです。
で、今月出したのは、もう何回も挑戦している光文社文庫のYomeba!なんだけど、前回のお題「箱」が、かすりもしなかったのよ。残念。Yomeba!は、挑戦したのが第15回のお題「誕生」が初めてで、そこではかすりもせず、そのあと第16回の「劇場」で初めて一次選考を通過して、そのあと、17回18回19回と連続で一次選考通過か「印象に残った作品」にあげていただいていたから、今回も頑張りたかったけど、仕方ないね。それで、次のお題が「家電」なんだけど、

あれ、私「かでん」だと思い込んでるけど「いえでん」の可能性もあるのか?固定電話の家電。いや、かでん、だよね?

で、家電なんだけど、なんかいつもよりすっごい気楽な気持ちで、あっという間に書いてしまった。一回落ちるとこんなに気楽なんだって思った。一次選考通過が続いていたから「今度こそ入賞したい!」みたいな意気込みが強かったのかもしれないなあ~と思った。意気込み大事だけど、私はけっこう意気込みが空回りするタイプだから、「まあかすりもしないでしょ」くらいののほほんとした気持ちで書けるほうが楽しいのかもしれない。(でも、入賞はしたい!笑)

創作以外では、散歩したり、電車にのる練習をしたり、愛車を車検にだしたりして、のんびり過ごしています。猫たちは元気でありがたいです。大きくなってきたよ♡

おわり。

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