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愛の蟹座エンジンみたいに泣けよロシアンハスキー

こんにちは!鈴子です。

エンジンみたいに泣けよロシアンハスキー

突然ですが、このフレーズ、ピンときた方いらっしゃるでしょうか。

THE MICHELLE GUN ELEPHANT
ミッシェル・ガン・エレファント


1991年に結成されて、2003年に解散した日本のロックバンド。彼らの曲の歌詞の一節です。

お店でアルバムが流れていて、もともと好きなバンドではあったのですが、久しぶりにふと耳に入ってきたときに、

か、か、かっこいい、、、。

とその場で、口を半開きにしてしまいました。

有名なのは、『ゲット・アップ・ルーシー』『世界の終わり』などでしょうか。

ボーカルのチバユウスケ氏(昨年亡くなってしまわれました 涙)の紡ぎ出す独特の詩の世界観に、彼自身の激しくも純粋で切実な歌声が合わさって、メンバー全員細身のモッズスーツ姿というルックスも相まって、彼らにしかできない楽曲、パフォーマンスが生み出されていました。

エンジンみたいに泣けよ ロシアンハスキー、、、

って、そんな歌詞でてきますか。

かっこいい。。

恋する乙女のような気持ちになって、いそいそと、チバユウスケ氏のホロスコープを出してみました。


現在の星の運行では、太陽は蟹座にあります。

前回書かせていただいた「カフカ」も偶然『蟹座』の生まれだったのですが、またまた!チバユウスケ氏も『蟹座』の人でした。

こういうシンクロニシティって心が疼きますね。


【太陽】と【金星】が『蟹座』に、【月】はその対岸で『山羊座』にあります。
そして、【水星】は自分のホームで一番居心地の良い星座である『双子座』にいます。

私は以前から、彼らの曲を聞くと、

「かなしい」

という言葉浮かんでくるのです。

「悲しい、哀しい、愛しい」

「かなしい」という言葉は、古くは、「いとしい」「かわいい」「すばらしい」「なげかわしい」など、物事に何かを強く感じて心が動くさまを表すときに使われたそうです。

心に痛みを伴うような愛おしさ

そんな感じでしょうか。あくまでも個人的な受け止め方としてですが。

これってとっても『蟹座』的だと感じます。

『蟹座』はとても繊細で感受性豊か。いつも守られていたいという気持ちが強いのですが、同時に、愛する人を守るためならばものすごい強さを発揮します。

「愛すること」というのは、愛すべき対象ができることによって、それを失う怖さ、それを傷つけられたときの痛みを伴います。

母親の子への愛を思うと、よくわかりますよね。


『山羊座』の【月】は、とても真面目で、ときに過剰な防衛反応を示す繊細さがあります。

感情表現を抑制してしまいがちなのですが、チバユウスケ氏の場合、対岸にある『蟹座』の【太陽】【金星】が、その抑制された繊細な感情を、素直に「表現」として、音楽に仕上げているのですね。


彼の場合、【火星】も『蟹座』にあるので、その表現には優しさや繊細なだけでない、煮え立つエネルギーも生まれます。

【天王星】【海王星】【冥王星】という大きなエネルギーもそこに力を貸していますので、彼自身、コントロールできない、抗えない創作への波や熱があったのではないでしょうか。

だから、彼らの音楽は、黒ずくめのかっちりとしたスーツに包まれた、構えたルックスとは裏腹に、そのままの感情・無意識の世界の産物として、聞く人たちのハートを貫いてくるのだなと。


私もちょっくらコレクションのDVDを引っ張り出して、この蟹座の愛の季節、チバ氏の歌声を聞いて熱くて純度の高い「かなしみ」を感じていたいと思います。


読んでくださって、ありがとうございました!

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