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配信でやってるジョブランダムFF5の話#8 ルーレットは最後に牙を剥いた(完)

ボスを倒してはルーレットでジョブを決める気まぐれな戦士たちの旅。
それも今回が最後です。

前回まではこちら。


今回の録画はこちら。


今回は次元の狭間の続きから。
オメガのいる先を越え、アパンダを倒した先をワープした次元城から。

▼48戦目:アポカリョーポス
ナイト・ナイト・竜騎士・踊り子

やたら騎士としての誉れを欲しがっている一同。
でも一番火力があるし頼れるのは圧倒的に踊り子です。誉れはダンスで死にました。

アポカリョーポスは毒が弱点の珍しいボス。
かつレナが魔法剣をそこそこのレベルで持っているのでせっかくならそれを活かすべ、ってことで魔法剣バイオを添えての攻撃。
青魔法を使ってくるアポさんはフラッシュでこちらの直接攻撃を封じてきますが、純粋にこちらの火力が高すぎてそれだけではどうにもならない感じに。

アポカリョーポスは色んな青魔法を使うので、彼を利用してマイティガード、ホワイトウインドなどの便利な青魔法を覚えておくプランもあったのですが、強い青魔法を使うならあまりにいつもどおりのプレイ過ぎる&正直ちょっと面倒臭いという理由によりスルー。


▼49戦目:カタストロフィー
ものまね師・すっぴん・青魔導士・魔法剣士

(FF5 冒険ガイドブックより 漫画:石塚祐子)

子供の頃に読んだこの攻略本のマンガ好きだったな……


▼50戦目:ハリカルナッソス
黒魔導士・侍・シーフ・すっぴん

「クルルルル!」でこちらをカエルにしてくることと魔法が得意なボスだったと記憶しているので、手元に3つあるリフレクトリングを全て装備。
足りないひとつは炎の指輪を装備して、リフレク反射ファイガで攻撃していく。
これに加えて相手の使うホーリーとかを反射していけば楽勝っしょ……と思っていたのだが、ホーリーを使われる前に戦闘が終わってしまった。
ハリカルナッソスってたしかボスの中でもめちゃくちゃ高い魔力を持っていて、例えシェルが掛かっていてもカンストダメージを喰らうくらい強力なホーリーを使ってくるんですが……
何をカエルぺちぺち叩いて喜んでるんだ……


▼51戦目:ツインタニア
薬師・狩人・ナイト・バーサーカー

なんかやたら前のめりな構成が多い気がする。
タイダルウェイブ以外気を付ける技がないので珊瑚の指輪を装備。以上!

だけだと寂しいのでもう少し話しておくと、ギガフレアを使うためのパワー集中状態に入ると色んな状態異常が入るようになる。
配信でやった通りカエルになる。石化もする。即死もさせられる。ストップもかけられる。斬鉄剣で斬られたりもする。どれだけフルパワーで集中してるんだ。
他に何が効くのか検索してみたところ「いろめ」とかも効くそうです。パワー集中してるんじゃねぇのかよ。集中しろよ。色香に惑わされてるじゃねぇかよ。


▼52戦目:ネクロフォビア&バリア×4
吟遊詩人・シーフ・赤魔導士・ナイト

やたらナイトを引く。おかげで両手持ちを覚えられます。

道中でここらのボスより強いザコ戦を繰り広げつつ、最終セーブポイント解放のために迎えたネクロフォビア戦。
ボス戦前にアビリティを準備するのを忘れていたのでまともに戦うことになってしまった。魔法剣ブレイクでバリアを剥がしたりできたのに。
HPが1000前後しかないのでバリアの放つガ系魔法で即死する一同。なんとか隙を見てクルルのシェルで耐えつつ、ファリスが通常攻撃で減らしていく。

などとチンタラした戦闘をしていたら先にバリアのMPが切れ、敵が何も攻撃して来なくなるという事態に。こんな持久戦をやるつもりはなかった。
まあなっちまったもんはしょうがねえということで、無防備なやつらをチマチマ削っていく。ネクロフォビアはどんな気持ちだったろう。

バリアがなくなった後の本体戦は回復を怠らなければ負けない。
ギルガメッシュの最期を見守りつつ源氏の鎧を盗んで終了。


▼53戦目:しんりゅう
すっぴん・シーフ・魔獣使い・赤魔導士

ルーレットくんの赤魔導士推しが熱い。思えば第一世界から結構引いてなかったっけ。

そんなわけで裏ボスその2とも言われる神竜さん戦。
すっぴんが引けているのでアポロンのハープで殴っていく。と言ってもバッツはやたら吟遊詩人を引いているおかげで竪琴装備を持っているので、何のジョブでもハープで殴っていたと思われる。
そして強敵ということで普段は自重気味だったファリスのチキンナイフ踊りを解禁。どちらも6000ダメージくらい出るので火力は十分。
珊瑚の指輪でアトミックレイやタイダルウェイブを防げるものの、シンプルなブン殴りで即死してみたり、死のルーレットで即死してみたり、珊瑚の指輪で雷に弱くなってるので稲妻で即死できそうな気がしたり、色々死亡ルートは見えそうだったが、なんかそのまま押し切れてしまって勝利。正直拍子抜けする感じだった。

神竜がこれだけ楽勝だったらネオエクスデスも楽勝っぽいな~~と思いながら進んでいったのだが……


▼最終54戦目:エクスデス → ネオエクスデス
バーサーカー・シーフ・バーサーカー・狩人

なんでバーサーカー2人も引いとるねん。
「まあクルルが調合覚えてるし、最悪どうにでもなるっしょ」と思っていたのにそれを封じて来るルーレットくん。
「まあバッツが竪琴装備覚えてるし、ネオエクスデス中央の竜弱点つければ即落とせるっしょ」と思っていたのにそれをできなくしてくるルーレットくん。
お前は本当に仕事ができるやつだよ。

エクスデスは適当に殴ってメテオ撃つ前に落とせれば通れるので割愛。

ネオエクスデスは部位が4つに分かれており、それぞれ別の攻撃をしてくるので非常に厄介。軽く特徴と今回の対処法を書いていく。

■右上
HP50000。角が生えてる辺り。脅威度中くらい。
物理攻撃が強い。しんくうはを喰らうと即死。
こいつに対処するため一度次元の狭間を出て暗闇の弓矢を買いに行った。
暗闇状態にできればかなり攻撃を外してくれる。それでも喰らう時は喰らう。

■右下
HP知らん。飛び出てる辺り。脅威度高いようで結果的に低。
アルマゲストという全体攻撃を使い、これを使われるとHPが1000ちょっとしかない我々のレベルだと問答無用で全滅。
しかし石化攻撃で即死するのでレナの魔法剣ブレイクでターンが回ってくる前に倒せる。
逆に言うとこいつがいるせいで魔法剣が外せないとも言える。

■真ん中らへん
HP55000。あばら骨っぽい辺り。脅威度高。大体こいつのせいで全滅する。
グランドクロスという全体に状態異常を振りまく技を使う。
状態異常でタイクーン姉妹が同時に石化したりゾンビになった瞬間に終わりだが、すべてに対策できる状態じゃないので対処法はお祈り。
混乱で同士討ちしないためにグランドクロスの予兆を感じたら弱い武器に持ち替えておくとか、レナの魔法剣をブレイクのままじゃなくて別の魔法剣に変えておくとかすると事故率は減る。

■左下
HP60000。ガイコツがいる辺り。脅威度低。
ガ系魔法やホーリー、フレア、デルタアタックなどを使う。基本的に喰らえば即死。
始めは魔法剣サイレスや魔封じの弓で対応していたが、それでもサイレスの切れ間ができて魔法を撃たれることと、リフレクトリングで対処できるものがほとんどなので途中からリフレクのみで対処する方が安全と判断。

■発狂モード
部位ではないがこのモードになると脅威度高高高高高高っていうか終わり。
4ヶ所ある部位のうちどこか一ヶ所だけ残ると発狂モードになり、大体メテオが降る。
メテオが降ると大体全員即死する。
降らなくても追撃で死ぬ。

とりあえず何度か戦闘してみたものの、グランドクロスによる状態異常で操作可能なタイクーン姉妹が同時に落ち、操作できないバーサーカー2人が残って後はじんわり死ぬだけ、という展開になりまくる。
そうなると戦闘が長引くほどグランドクロスの状態異常ガチャで事故死する可能性が上がるので、多少の防御能力よりは火力を上げて少しでも戦闘時間を短くした方がいい。
ダブルバーサーカーは両手持ちで行く。

そして肝心の発狂モードを乗り切る手段だが、乗り切る手段はないので発狂した瞬間に倒しきるしかない。
実現するには相手の残りHPを把握しながら各部位を同時に倒す必要がある。しかし困ったことにバーサーカーたちはランダムな対象を殴っていくのでHPの調整は出来ない。

そんなわけで

左下・真ん中・右上の順

電卓3つ並べてバーサーカーたちが良い感じに殴ってくれることをお祈りする時間です。
殴る相手もランダムなら斧自体のダメージすら0.5~1.5倍でランダム。こんなんでどうやって同時に倒せというのか。
一応ファリスが狩人で多少ダメージが出るので、バーサーカーたちがダメージを与えにくい&HPが一番高い後衛の左下を多めに攻撃することでダメージ調整をしていく。

そんなわけで……

攻略を初めてから5時間くらいしてようやく撃破。
攻略が固まってからは1時間半くらいだったので、魔法剣サイレスを止めたり盾を捨てることに気付くまでが遅すぎた。
ダブルバーサーカーのダメージが安定しなさすぎるせいで防御面だけでも安定させたいと思ってしまった。状態異常が防げない時点でするわけないのに。

そんな反省をしつつもラスボスを倒せたので、最後に各メンバーのこれまでの振り返りなど。

▼バッツ(リンヒラ)
黒魔導士、ものまね師、吟遊詩人の印象が強い。
特に吟遊詩人はまさかのジョブマスターまでやってしまった。マスターまでの必要ABPが少ないとはいえ、この縛りでジョブマスターが出るとは。
歌うや竪琴装備からのアポロンのハープが鍵になる戦闘もあったので、やはり吟遊詩人は強いなと感じた。
侍で覚えた白刃取りもアビリティに困ったら入れ得ってくらい活躍していた印象。強い通常攻撃で殴ってくる敵は意外と多い。
だが最終戦ではバーサーカーを引いた。引くな。

▼レナ
王女をやってるとまともな職に就くのは難しいのかすっぴんをやたら引く。
あとシーフもよく引いた。たぶん海賊やってたお姉さんの悪影響を受けている。
青魔法を早めに覚えて活躍が期待されるも、縛りの関係で青魔法をラーニング出来るかが怪しいし、面倒くさがってそこまで意識してラーニングしていなかった今回のプレイでは微妙な存在感だった。
しかしフェニックスの塔を魔法剣士で攻略できたおかげで一気に魔法剣を習得。これによりネオエクスデス右下を代表するボス数体を完封できたのはかなりの功績。
魔法剣がなかったらネオエクスデス右下の撃破が運ゲになっていたかもしれない。

▼ガラフ→クルル
妙に竜騎士を引いている印象がある。
大した火力にもならないジャンプで火力を出していた。なにせ他のメンバーもダメージがない。
後半になって急に白魔導士を引き始めて非常に助かった。今回のプレイでケアルガとアレイズとホーリーが見れたのは彼女のおかげです。
こっそり調合も覚えているのでネオエクスデス戦において最終兵器になるだろうと期待されていた存在。だった。最後のルーレットでバーサーカーを引くまでは。

▼ファリス
かなり早い段階で時魔導士2レベルと白魔導士3レベルを取得。早期にヘイストとケアルラを唱えられる貴重な人材だった。
途中で踊りと格闘まで覚え始め、剣の舞を出せば火力役すらできるというマルチな活躍を見せる。見せすぎて踊りを使うのはやや自重していた。
序盤中盤終盤と隙がない活躍を見せ続けるが、その立場は最終戦まで健在。
ネオエクスデス戦では唯一プレイヤーが操作できるアタッカーとしてHP調整要員になった。
狂人2人と火力のない妹を従えて戦ったこの人が世界を救ったも同然。今回の縛りプレイでは文句なしにMVPと言える。

最後にまとめとして。
ボス戦がやたらあること、ジョブが豊富なこと、そしてまったく使えない捨てジョブみたいなものがないことで今回の縛りを思いついて始めたわけですが、思っていたよりも楽しいプレイになりました。
普段はまったく見向きもしないアビリティ(ムーアの大森林での魔法バリアとか)が活躍すると新しいものを発見した感覚になれてめっちゃ楽しかったです。

あと同じことやってる人は多分いると思うんですけど、ルーレットでジョブを決めている関係上同じ展開になっている人は多分いないと思うんですよね。
そのランダム性みたいなのもこの縛りのいいところというか楽しいところかなと思います。
みんなも是非やってみてくれよな!

ってなわけでこの縛りは終了です。ここまでお付き合いいただいた皆様……

ありがとうございました。

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