わからないものをわからないまま味わう―2021年2月18日

20時15分開始

『Nintendo Direct 2021.2.18』にてスマブラの新ファイターが発表されたらしい。『ゼノブレイド2』のホムラとヒカリ。ツイッターの文字情報で初めて知ったし、正直キャラはおろかゲーム名すら初めて聞いたので、いったいどういうキャラなのか調べてみた。



小学生、性癖歪むよ?


全年齢ゲームでこんな扇情的なキャラを出したら、恋とは何ぞやっていうレベルの子供たちが何かに目覚めてしまう気がする。僕らが小学生の頃もスマブラDXでピーチ姫のドレスの中を覗き込んだことは誰だってあるけど、そんなレベルじゃない。

しかもこのキャラが時にガノンドロフみたいな屈強な男に殴り飛ばされるわけで。ウルトラマンが怪獣にやられるシーンで大人の階段を登ったっていう人もいるぐらいなんだから、どんな性癖が根付くか分かったもんじゃない。ああもうだめだこりゃ。純粋な少年たちが魔境に引きずり込まれる。PTAのみなさん、ドンマイです。後始末はあなた方の仕事です

でもまあ、今回のホムラとヒカリに限った話じゃないだろうな、そういうのって。ゼロスーツサムスだって見方によっては(見方によらずとも)ラバースーツマニアを生み出してもおかしくない格好だし、そうでなくてもスマブラの女性キャラ(というか任天堂ゲームの女性キャラ)って大抵みんなかわいらしいから、どんな方向性からエロティシズムを察知してもおかしくない。「今更なにを」って感じだろう。すでにパルテナにバブみを感じている幼稚園生だっているはずだし。こないだまで本当にバブってたってのに、おかしな話だ。

やっぱホムラかわいいな。推しキャラにしよう。スマブラもゼノブレイドもやってないけど。


『ぶらどらぶ』っていうアニメを昨日から観ている。監督はあの押井守。さすがうる星やつらの監督というだけあって、ドタバタコメディを描かせたらピカイチだなあと感じる。

まあ所々ノリが古臭くて寒いところもあるけど、それも含めて最近のアニメでは味わえない滋味深さがある。難しい言葉を多用したり偉人の言葉を引用したりと押井節も炸裂してて、とても良い。

上に張った予告で初っ端から劇場版パトレイバー2のスクランブルシーンのパロディが繰り広げられたように、所々に押井作品のセルフパロディがちりばめられていそうで、ファンとしてはワクワクする。1話ですでにイノセンスのパロディもあったし。

U-NEXTで6話まで配信されてるから、この日記を書き終えたら風呂に入って続きを観よう。


オモコロライターのダ・ヴィンチ・恐山氏の影響でキリンジを聞き始めている。不思議な歌詞世界としっとりした曲調が非常に好み。

まだ一番有名な『エイリアンズ』しか聞きこんでいないけど、ほかの曲だと『双子座グラフィティ』の歌詞も好き。それぞれの言葉が指し示している対象は不明瞭だけど、その言葉同士が繋ぎ合わさって異国の街を歩いているような幻想的な雰囲気を形成している。

こういう難解な歌詞ってとかく考察されがちだけど、キリンジの歌詞に関してはむやみに意味を考えたりせず、自然に浮かんでくるイメージの中を自由奔放に飛び回る方が、味わい方としては正解な気がする。わからないものをわからないまま楽しむ楽しみ方だってあるはずだ。

21時9分 終了

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