ニューポークの恋人──2024年9月1日

なんだこのくだらないタイトルは💢💢


さて、今日はたくさんいろんなことをしました。


マロリーというポークステーキのお店に行きました。その店名に合わせて、g数の大きさごとに山の名前が付けられている。いちばん小さいのが日和山で、そこから高尾山、雲取山……と続き、いちばん大きいのがオリンポス(火星にある27000mの山)で何と2kgである。

上の写真は450gの富士山というメニューだ。ナイフをあてがうと、低温調理された柔らかく弾力のある豚肉の塊に、刃がするすると入り込んでいく。脂の甘さもありつつ、牛の赤身肉のような旨さが詰まっていて、450gもさらりといけてしまった。

卓上調味料も、岩塩や柚子胡椒やマスタードなど豊富に用意されており、飽きさせない。個人的にはわさび+牡蠣醤油の組み合わせが最高だった。やはり日本人なんだなあって思うわけ。

自家製レモンスカッシュも美味しかった。スカッシュって、なんかいいよね、語感が。聞くだけで爽やかになる。


食べ進めていくと、次第に眼の前の料理から周囲のテーブルの会話へと意識が向けられていく。左隣のカップルはどうやら今日が初デートらしかった。あるいは初対面の可能性もある。互いに探り探り会話をしているような張り詰めた雰囲気が漂っていた。マッチングアプリで出会ったのだろうか。聞いているこっちまで緊張してしまった。この年齢になると、あんなに初々しい関係性を見るだけで、450gの肉塊より身体に堪える。

女性が日和山、男性が高尾山と小さめなメニューをチョイスしていたところにも牽制がうかがえた。女性はともかく男性の体格的に絶対高尾山じゃ満足できないだろう。ハリソン山中だって「もっと大きな山を狙いませんか?」と言うはずだ。


そのあとは越谷レイクタウンに行って新しいスニーカーやトートバッグを購入した。

トートバッグはずっと買おう買おうと思っていた。いつまでも少女☆歌劇レヴュースタァライトの薄汚れたトートバッグを使っているわけにはいかない。オタクグッズとバレにくいデザインはしているものの、やはり「ああ自分はアニメのグッズを人様に見せびらかしてるな」という意識がずっと拭えなくて、すこし恥ずかしかった。薄汚れてるし。

カバンに缶バッジを無数に付けてATフィールドみたいになっている人は、そういう気持ちにならないのだろうか。


その後、自転車の定期点検やホームセンターへの買出し(キャスター付きデスクとアイロン台)などを行い、自宅に戻ってご飯を食べた。近所のスーパーで4割引だったお惣菜のタコスライスとハンバーグ。最近糖質制限をしているけど、16770歩も歩いたからいいのだ。そうやって自分を甘やかすのがダイエット成功の秘訣なのだ。

そしてキャスター付きデスクを組み立てて、FODで『王様のレストラン』を見て寝た。王様のレストラン、おもしろいよ。


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