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不安ふわふわ──2023年5月29日

・日記を書く気力がないなあと思っていたけど、「日記を書く気力がないこと」を日記に書いてしまおうという逆転の発想のもとに、いまこうして筆を執っている所存でございます。

・昨日、半年分ぐらいの自己嫌悪を味わってしまい、それが尾を引いて何も気力が湧かない。無気力な状態だと脳も働かない。今日職場でどんな仕事をしたのかすでに忘れかけているし、いま読んでいる筒井康隆の『虚航船団』という小説も、一度ページを閉じると次に読み返したときにそれまでのストーリーをほぼ覚えていない。睡眠薬を飲んだあとみたいに意識にもやがかかり、ふわふわしている。何かツラくなってきたな、色々なことが。芥川龍之介は「何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安」によって自殺したが、同じく正体不明の不安に襲われている自分は一体どうなってしまうのだろう。


・怖いから食べた。食べるという自傷行為で生を感じる。


・とうきびアイス。美味しいらしいから食べてみた。美味しかった。

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