英語禁止ガンダム──2023年5月24日

・『少女レイ』をよく聴いている。自分は曲調と歌詞が相反している曲と、ストーリー性がある曲と、曲自体に仕掛けがある曲が好きなのだけど、『少女レイ』はすべてを満たしている。だから好き。好き好き大好き超愛してる(舞城王太郎)。




・きゅうりってほぼ栄養ないくせに、まな板で切ると緑色の痕跡を残していきやがるからムカつく。



・ペットボトルのコーヒーを買うことがたまにある。いつもは水か麦茶なんだけど、「なんか今日は疲れてるな」というときに景気づけでコーヒーを買う。

・ただお昼ごはんのときは基本お弁当だから、コーヒーがありえないぐらい合わない。

・かといってコーヒーを残したまま水を買い足すのは何かもったいないし、コーヒーに申し訳が立たない。

・だから我慢して白身魚のフライをコーヒーで流し込んでいる。魚もまさか死んでからこんな黒黒とした川で泳がされるなんて思いもしなかったろう。




・最近Twitterを騒がせていた、高知県のカフェの立ち退き問題についての記事を読んだ。

・正直、扱われている問題自体は複雑すぎて自分には何の意見も出せない。行政まで絡んで、あまりに根が深い。

・ただ、この記事の構成は凄すぎる。中立的な立場から、事実ベースで物事を俯瞰し、三者それぞれが抱える問題を論理的にまとめ上げている。それがどれだけ難しいことか。

・人間が感情に支配される生き物である以上、多かれ少なかれ誰かに肩入れしてしまう。今回でいえば多くの人がカフェのオーナーを応援し、理事長のオッサンに不利になる情報を追い求めてしまうだろう。実際、脅迫まがいの電話も受けているし。

・それが(少なくとも記事内では)一切見られないところに、筆者であるヨッピーさんの手腕の高さと哲学が見て取れる。

・加えて随所に高知県の名所や名物を紹介して、地域振興にも貢献している。こんな離れ業ができるヨッピーさんはやっぱりスゴイ。ただのサウナ好きのおじさんじゃないんだな(知ってた)。




・『水星の魔女』が加速度的に面白くなっている。

・ただ、それに伴ってカタカナの名前や用語が会話の中に頻出するようになった。英語禁止ボウリングなら罰金でブルーインパルスが買えるぐらい、マシンガンのようにカタカナのオンパレード。これはまずい展開だ。

・昔からカタカナが苦手だった。何故か分からないが、カタカナが異様に頭に入ってこない。いや違うな。入りはするけど、他のカタカナとダマになって区別がつかなくなる。

・特に固有名詞。世界史の人物名を答える問題で丸をもらった試しはないし、ジェイソン・ステイサムとジム・キャリーとジェームス・ディーンとジャック・ニコルソンは全員「ジ」で始まるから同じ引き出しに入ってしまっている。思い出そうとしたら他の名前が袖に絡まってうまく取り出せない。

・『水星の魔女』でも、いまだにスレッタ・マーキュリーの名前すら数秒考えないと出てこない。いま会話の中であがった用語に聞き覚えはあるけど、人物名なのか組織名・企業名なのか調べないと思い出せない。カテドラルとかベネリットとかジェタークとかあの辺、正直結構あやふやです。

・僕が決闘に勝ったら名前とか専門用語とかすべて日本語にしてください。覚えやすいので。負けたら頑張ってカタカナに慣れます。アーレア・ヤクタ・エスト。

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