幸せすぎる人は笑わない──2023年5月30日


・カップヌードルの新しい味が出てるとつい買ってしまう。シーフードパエリア味のカップヌードル。味覚音痴だから普通の醤油味との違いがよく分からなかった。


・ひょんなことから、「心理的援助への笑いとユーモアの適用に関する研究の動向と課題」という論文に出会った。

・健常者や精神病患者などに対する笑いやユーモアの効用について論じているが、その論説より冒頭に引用されている言葉の方に衝撃を受けた。

「エデンの園にユーモアは必要ない」
「完璧な世界で完璧に幸せな人が生きているなら、彼は笑わないだろう」

・ずっと幸せなら、わざわざ笑う必要はない。普段不幸せだからこそ、幸せなときに笑う。あるいは不幸せから脱却するために笑いを使う。

・つまり人生においては不幸せであることがデフォルトであり、幸せというのは特別な状態なのだ。だから不幸せなことを嘆く必要はない。むしろ幸せなときを記憶に刻んで、大切にお持ちなさい。

・そんな意図が込められているように感じる。拡大解釈もはなはだしいかもしれないが、そう捉えてしまいたくなるほど、その言葉には含蓄があるように感じられた。




・『怪物』気になってます。坂元裕二はラブストーリーやコメディからこういうシリアス、サスペンスまでオールジャンル手掛けるから多彩だなあと思う。あまり氏の作品を観たことはないけど。でもこれは予告からして絶対に面白い。土曜日暇だから、TOHOシネマズで受付開始したらすぐに予約しておこう。


・コメント欄がキモいことになってるけど、これも面白そうなんだよな。失踪した父親視点で家庭が徐々に崩壊していく様を滑稽に描いたブラックユーモアって感じだろうか。

・『怪物』といい『波紋』といい、二字熟語タイトルはそれだけで面白そうに感じてしまうから不思議。で、実際だいたい面白い。『告白』とか『慟哭』とか『最悪』とか『擾乱』とか『秘密』とか『滑稽』とか『悪童』とか。

・あと「カルト宗教の描写がある動画」は再生数がめちゃくちゃ伸びる。これ、YouTubeあるあるね。そんなに宗教が好きならカルト教団にでも入っときゃいいのに。

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